「元祖・天空の城」として認識される以前、雲海マニアの人気撮影スポットであったことは、今となってあまり知られていない。晩秋のころ、雲海発生の条件の一つが”前日に良く晴れていて温く、翌朝冷え込むこと”。挑戦される際は注意深く天気を調べる必要がある。立雲峡をさらに登った場所から、虎が伏せたような形をしている「虎伏山」の稜線と、石垣が良く見えるところで撮影した。風が弱ければ霧は散りにくく、シャッターチャンスも長くなる。(畠中和久)
キャノンEOS-1Ds MarkⅡ RF24~105mmF4 L IS USM 絞り優先オート 絞りF5.6 1/160 +0.3補正 ISO100 WB:オート 三脚使用