かつての築地市場の近くにある浄土真宗本願寺派の寺院で、古代インド仏教様式を模した特徴的な外観が目を引く。そして、本堂の入口のステンドグラスや、数多くの動物の彫刻など、境内施設の様々な所でもオリエンタルな雰囲気が感じられる。撮影の際には、そういった“オリエンタルな部分”をポイントにしたい。ここでは本堂の屋根部分に注目。夕方の斜光線が、屋根の最も特徴的な部分にだけ射していた。この光線状態(角度と色味)によって、目を引く本堂がよりドラマチックに演出できた。(吉森信哉)
ニコンZ 7 NIKKOR Z 85mm f/1.8S 絞り優先オート 絞りF5.6 1/160秒 -0.3補正 ISO100 WB:オート