レンジファインダーカメラ「ライカM」システム用の単焦点レンズとして、開放F値1.25の明るさを持つ「ライカ ノクティルックス M f1.25/75mm ASPH.」が発売される。発売日は2018年初旬予定、価格未定。
最短撮影距離は0.85m、最大撮影倍率は1:8.8。ライカM8シリーズ装着時は35mm判換算で約100mm相当をカバーする。浅い被写界深度とソフトなボケ味を生かし、背景をぼかして被写体を際立たせたポートレート撮影や接写が楽しめる。
非球面レンズ2枚と異常部分分散ガラスを含む6群9枚のレンズ構成で、色収差をはじめとする諸収差を補正。フローティング方式を採用し、全撮影距離で安定した描写性能を発揮する。
引き出した位置でロック可能なねじ込み式のレンズフード、三脚用アダプターが付属する。
「ライカM10」装着時。
■主な仕様
●マウント ライカMバヨネットマウント(デジタルライカM識別用6ビットバーコード付き)/ ●焦点距離 75mm(ライカM8シリーズ装着時は35mm判換算 約100mm相当)/ ●レンズ構成 6群9枚(非球面レンズ2枚)/ ●画角(対角線/水平/垂直) [35mm判]32°/ 27°/ 18° [ライカM8シリーズ]24°/ 20°/ 14°/ ●絞り羽根枚数 11枚/ ●開放絞り F1.25/ ●最小絞り F16/ ●最短撮影距離 0.85m/ ●最大撮影倍率 [35mm判]1:8.8 [ライカM8シリーズ]1:8.9/ ●サイズ(最大径×長さ) φ約74×91mm/ ●質量 約1055g