シグマ純正RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版Ver.6.6.0が公開された。部分的なトーン調整が可能になるトーンカーブエディターや、画像比較、レーティングなどの新機能が搭載されている。
SIGMA sd Quattro
SIGMA Photo Pro 6.6.0
■変更内容(2018年4月25日公開)
- 「dp Quattro」シリーズおよび「sd Quattro」シリーズのRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)をメインウインドウで表示中に一部の現像処理をあらかじめ行うことで、レビューウインドウの画像表示や、画像の保存等の速度の高速化を図る「事前現像」機能を搭載。
- 調整パレットに画像の部分的なトーンを調整することができる「トーンカーブエディター」を追加※。
- クイックチェックモードに画像比較機能を搭載。クイックチェック表示枠に2枚の画像を表示し、画像の比較ができる。
- レビューウインドウで表示した画像のクリックした位置を中心に等倍表示することが可能に。
- 画像に1から5のレート設定ができる「レーティング機能」や、5色の色から色分けできる「画像のラベル機能」を搭載。
- ディテールスライダーの効果を改善加※。
- 「設定一括変更」ウインドウに、各項目を一括で選択する「全選択」ボタン、一括で解除できる「全解除」ボタンを追加。
※「dp Quattro」シリーズおよび「sd Quattro」シリーズのRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)のみ。
なお、このバージョンからWindows版の動作条件が64bit版のみとなる。32bit版には対応しない。