「パナソニック LUMIX GF10/GF90」は、有効1600万画素のローパスフィルターレスLive MOSセンサーを搭載したコンパクトなミラーレス一眼カメラ。高速連写の4Kフォトで高画質な自分撮り「4Kセルフィー」が楽しめる。夜景をバックにした自分撮りや、広角での自分撮りも可能になった。2018年2月22日発売で、価格はオープン価格(参考価格:ダブルレンズキット 税別 89,880円)。
■デザイン
女性の手にも収まりやすいコンパクトなボディに、耐久性のある合皮素材をまとった上質感のあるデザイン。3色のカラーバリエーションから、好みやファッションに合わせて選択できる。
従来機種のGF9で好評だったカラーリングを受け継いだ「オレンジ」。前面にグリップピースが配置されて握りやすくなった。
ローズゴールドとの組み合わせがエレガントな「ホワイト」。
クールで落ち着いたイメージの「ブラック」。
いずれも、ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.(H-FS12032)」と、単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.(H-H025)」が付属するダブルレンズキットのみの発売。オレンジとホワイトのボディにはシルバーのレンズ、ブラックボディにはブラックのレンズが付属する。
■夜景にも対応した充実の自分撮りモード
タッチパネルモニターを回転させるだけで、自動で自分撮りモードに切り替わる。新搭載の「夜景&自分撮りモード」は、夜景をバックにした自分撮りで失敗しないための機能。ワンシャッターで高速連写した画像を合成することで、ブレを抑えた適切な明るさの写真を生成する。
モニターは180°まで回転。自分撮りモードでは上面のFn3(フォーカスセレクト)ボタンもシャッターボタンとして機能するため、左右どちらの手でもシャッターを切ることができる。
顔を手などで隠してから再び顔を現すとシャッターを切る「フェイスシャッター」、2つの顔が近づくとシャッターを切る「フレンドリーシャッター」を使えば、シャッターボタンを押さずに撮影することも可能。美肌やスリムなどのビューティ効果は、自分撮りモードに加えて通常の人物モードでも使用できる。
■4Kセルフィーは広角にも対応
「4Kセルフィー」は、4K解像度(約8メガ)の静止画を秒間30コマ連写して決定的瞬間をとらえることができる「4Kフォト」と、自分撮りモードを組み合わせた機能。高速連写した自分撮り写真の中からベストショットが選べる。新たに搭載された「広角4Kセルフィー」は、キットレンズ12-32mmの画角をフルにいかして、秒間15コマの広角連写が可能。大人数や風景を広く入れた自分撮りが楽しめる。
■その他の機能
フィルムカメラのように階調豊かな質感のモノクロ写真が撮影できる「L.モノクローム」、4Kフォトで連写した複数の画像から長時間露光で撮影したような写真を生成する「比較明合成」、22種類のデジタルフィルター「クリエイティブコントロール」、4K対応の動画撮影機能、Wi-Fi機能、カメラ内RAW現像機能などを搭載。USB充電対応。
主な仕様
品番 DC-GF10W/DC-GF90W
カラー ブラック、オレンジ、ホワイト
有効画素数 1600万画素
撮像素子 4/3型 Live MOSセンサー
マウント マイクロフォーサーズマウント
ISO感度 ISO 200~25600(拡張 ISO 100)
シャッター速度 [静止画]60~1/16000秒(タイム 最大約60秒) [動画]1/25~1/16000秒
画像モニター 3.0型 約104万ドット 可動式モニター(静電容量方式タッチパネル)
記録媒体 microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード(UHS-I UHSスピードクラス3対応)
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約106.5×64.6×33.3mm(突起部を除く)
質量 約240g(本体のみ)/約270gg(バッテリー、メモリーカードを含む)/約337g(付属レンズ12-32mm、バッテリー、メモリーカードを含む)/約392g(付属レンズ25mm、バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 バッテリーパック(7.2V)、ACアダプター、USB接続ケーブル、ショルダーストラップ、交換レンズ×2、レンズフード、レンズキャップ×2、レンズリアキャップ、デコレーションリング ほか
付属ソフト PHOTOfunSTUDIO 9.9 PE、SILKYPIX Developer Studio SE、LoiLoScope 体験版(いずれもダウンロード版)