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ニコン公式動画でプロの「D7500」実践撮影テクニックが学べる!

ニコンは、カメラの動画マニュアルサイト「Digitutor(デジチューター)」にデジタル一眼レフカメラ「ニコン D7500」の使用法を紹介した動画3本を公開した。作例の撮影と解説は写真家のKEN五島さん。

 

ニコン デジチューター
これまでは製品マニュアルをわかりやすく映像化した作りになっていたが、それに加えて製品の特長をピックアップし、実際の撮影でどのように活用するかを解説する映像も制作された。カメラの操作感、特長を確認しつつ、プロ写真家の撮影現場を垣間見て、そのノウハウが学べる内容だ。

 

ニコン デジチューター
D7500と「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」では、不忍池から谷中などを散策してのスナップや風景撮影を紹介。五島さんは現在、建築、航空機をメインに取り組んでいるが、かつてはスナップ系の仕事をしていて得意なジャンルだとか。ピクチャーコントロールや手ブレ補正の効果や、レンズのボケ味がいくつもの作例で紹介される。

 

ニコン デジチューター
D7500と「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」では、城南島から羽田空港に着陸する飛行機を狙った。「月影の翼」をテーマの一つとする五島さんが、月をクロスして横切る飛行機を撮るシーンが紹介されている。

 

ニコン デジチューター
200-500mmの画角に合わせ、飛行機を大きめにとらえた構図をイメージした。天候は怪しかったが、機影が通るベストタイミングで雲が晴れたそうだ。
「VRスポーツモードは構図が変化しないのでフレーミングしやすい。横方向のVRがオフになるので、流し撮りでも有効に活用できる」

 

ニコン デジチューター
D7500と「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」では日本航空の協力を得て、羽田空港の格納庫で撮影した。シップインする機体を、薄暮に染まる空と格納庫の天井を背景にとらえた。
「格納庫のシャドー部分と白い機体に明暗差があったので、アクティブD-ライティングをオンにした」
空の青と、格納庫の金属の質感は実際の写真で確認してほしい。

 

■ニコン デジチューター「D7500」
http://www.nikon-image.com/support/manual/digitutor/d7500.html

 

ニコンでは今後、機種ごとにプロ写真家が実際の撮影を通して活用法や製品の魅力を解説していく動画を公開していく予定だ。

 

 

〈文〉市井康延