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DJIが一眼レフ&ミラーレスカメラ向け片手持ちジンバル「RONIN-S」の先行予約を開始

DJIが、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ用に設計された片手用カメラジンバル(カメラスタビライザー)「RONIN-S」の販売価格と出荷時期を発表した。価格は92,800円(税込)で、2018年6月下旬より出荷予定。それに先立って、DJI公式オンラインストアとDJI正規販売代理店にて先行予約を開始した。

RONIN-S

「RONIN-S」は、DJI初の片手用カメラジンバル。精密な制御とマニュアルフォーカスコントロール機能を備える。DJIの3軸ジンバルテクノロジーを搭載し、手ブレを抑えた滑らかな動画やタイムラプスをはじめとした撮影を行うことができる。

■一眼レフカメラとミラーレスカメラに最適化された設計
カメラをロール軸よりも高い位置に搭載できるため、液晶モニターが遮られることなく、常に目の高さに保つことができる。また、人間工学に基づくデザインを採用することで、吊り下げモードからアップライトモードに、ワンアクションでスムーズに配置シフトできるようになっている。

■スムーズな操作性
片手操作でも、スムーズトラック技術により撮影者の動きを読み取って滑らかにカメラアングルを変更することができる。スポーツモードではスムーズトラックの応答性が向上されており、さまざまな動作に滑らかに対応する。また、使用頻度の高いスムーズトラックの設定をカスタマイズ可能な2つのパラメーターセットに保存することで、ワンクリックで設定を切り替えることができる。

■さまざまなアクセサリーに対応
複数のアクセサリーマウントを備え、マイクやLEDライト、ワイヤレストランスミッターなどの各種アクセサリーに対応する。ジンバル、フォーカス、カメラシャッターの操作性を損なうことなく、デュアルハンドルバーを装着できるほか、アクセサリードッグに専用のDJI Focusコマンドユニットを取り付けることで、標準ハンドルでフォーカスコントロールをすることができるようになる。またDJI Master Forceなどの専用制御デバイスにも対応し、Master Wheelsを使ったリモートオペレーターの微細な動きにも直感的な制御が可能だ。

RONIN-S

主な仕様

最大動作速度 75km/h
積載重量(参考値) 3.6kg(ハンドヘルド)
バッテリー駆動時間 12時間
サイズ 約202×185×486mm
重量 約1.5kg(ジンバルのみ)/ 約1.85kg(ジンバルとグリップを含む)

 

 

〈文〉柴田 誠