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ピカソの手はパンだった!? 1日8個限定発売中

『ピカソのパン』をご存知だろうか? フランスの写真家ロベール・ドアノーが、画家のパブロ・ピカソを撮影した作品のタイトルだ。テーブルに置かれているパンがピカソの目の前にあることから、そう名付けたといわれている。

ピカソのパン

 

ロベール・ドアノーの『ピカソのパン』は、名作写真を一堂に集めた東京都写真美術館の「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展で見ることができる。そして、写真の中のパンをイメージした、その名も「ピカソのパン」が美術館1Fのカフェ「メゾン・イチ」で販売されている。

 

ピカソのパン
リアル「ピカソのパン」はドアノーの写真でもわかるように、かなり大きなサイズ。

 

ピカソのパン
メゾン・イチの人気商品「北海道小麦の食パン」と同じ生地で作られており、表面はパリッと、中はフンワリした食感だ。

 

ピカソのパン
販売数は1日限定8個。価格は1個538円(税込)で、写真展の会期が終了する2018年8月5日(日)までの期間限定販売。
※定休日(月曜)と火曜を除く。

 

ピカソのパン
店長の山盛さんによると、指先らしく見えるように先端を丸くするのと、同じ太さに揃えるのが職人技の見せどころとのこと。また、「ピカソのパン」を2個購入し、ドアノーの写真と同じポーズで撮影してSNSなどにアップする人も多いそうだ。

 

ピカソのパン
そこでさっそく撮ってみた! モデルは東京都写真美術館の堀江さん。こんなアートの楽しみ方もあるんだね。

 

ピカソのパン
TOPコレクションは、東京都写真美術館が収蔵している写真作品を紹介する展覧会。「たのしむ、まなぶ」が今年のテーマで、34,000点以上におよぶ東京都写真美術館の膨大なコレクションの中から、60アーティストの作品142点を展示する。作品をじっくり見ることで、作品の新しい一面に気づいたり、「わからないこと」を発見して楽しんだり、学校や書物による学びとは異なる美術館での「まなび」や「たのしみ」を体験してみよう。

「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展(開催中〜8月5日)のあとは、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ 夢のかけら」展(8月11日〜11月4日)、映像展「マジック・ランタン 光と影の映像史」展(8月14日〜10月14日)と続く。この3つの展覧会を観覧してスタンプを集めると、TOPオリジナルグッズがもらえるスタンプラリーも開催されている。

ピカソのパン
スタンプカードは、各展の出展作品がデザインされた5種から選ぶことができる。スタンプ2つで特製TOPオリジナル消しゴム、スタンプ3つなら特製TOPオリジナルふせんがもらえるので、こちらもチャレンジしてみよう。

 

「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展

会期 2018年5月12日(土)~8月5日(日)
時間 10:00~18:00(木・金曜は20:00まで 入館は閉館30分前まで)
※7月19日~8月3日の木・金曜は21:00まで
休館日 月曜(7月16日は開館)、7月17日(火)
料金 一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害手帳所持者とその介護者は無料
問い合わせ 東京都写真美術館(TEL 03-3280-0099)
※第3水曜は65歳以上無料
※7月19日~8月3日の木・金曜18:00〜21:00は学生・中高生無料、一般400円、65歳以上200円

メゾン・イチ 東京都写真美術館店

住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス 東京都写真美術館1F
営業時間 10:00~19:00(木・金曜は20:00まで)
定休日 月曜(祝日は営業し、翌火曜休業)
TEL 03-6277-3862
※7月19日~8月31日の木・金曜は21:00まで

 

 

 

〈写真・文〉柴田 誠