ニュース

カメラやスマホにいろんな機材をセットできる「PICA–POD」が画期的!

PICA-GEARの日本総代理店STROKEは、ミニ三脚とリグシステムの機能を備えた三脚マウントベース「PICA–POD(ピカポッド)」の国内販売をAmazonで開始した。価格は22,800円(税込)。

PICA–POD

「PICA–POD」は、香港のデザイン会社 design icon社が生み出したPICA GEARブランドの主力商品。その魅力は、組み合わせたいデバイスをすっきり配置、固定して、機動力を損なわずに目的にあった機材を付け足して、自分仕様の撮影機材を作り上げることができる点にある。

アクションカメラや360°カメラのディスプレイモニターとしてスマートフォンを無線接続することで、カメラで写している映像をその場で確認でき、構図の確認や撮影した動画のチェックがスムーズにできる。

対応する一眼レフカメラとタブレットを組み合わせてリモート撮影も行うことができる。大画面でピントやシャッタースピード、絞りやホワイトバランスの調整など細かい作業ができ、渾身の一枚を撮ることが可能だ。

3軸ジンバルを使用した撮影では、まるで映画のワンシーンのような滑らかな映像を撮影することができる。小型タイプのジンバルをセットし、そこにアクションカメラを装着することが可能で、さらに音質にこだわるなら、音声は外部入力でマイクを追加することも「PICA–POD」なら可能となっている。

PICA–POD

こうした撮影を可能にするのは、「PICA–POD」がモジュール式のマウントベースであるためだ。必要なものだけを選んで使用することができるため、使い方は自分次第。自分だけの自分仕様の撮影機材を作ることができるというわけだ。
 

PICA–POD
タイムラプス撮影にも

 

本体に設けられているピカティニーレールは、高い汎用性と固い保持力に定評があり、アメリ陸軍のミスペックMIL-STD-1913 に準拠した小火器用のマウントベース。豊富な対応アクセサリーがあり、拡張の自由度が高く、好きな位置にカッチリとデバイスを固定することができる。

PICA–POD

ピカティニーレールを本体の3面に配置する「PICA–POD」では、モジュール式に好きなようにデバイスを取り付けができる。そのため、左右・上下のバランスが悪いと感じるような場合でもピカティニー対応のグリップを付けて両手持ちにしたり、別のキャリングハンドルで片手持ちにするといったようにさまざまな方法で、バランスをとることが可能となっている。またそれぞれのアタッチメントは、工具不要でセットアップすることができる。

材質は、表面にアルマイト処理を施した高強度アルミニウム合金6061で、重さ約0.35kg。ボトムに1/4”ネジ、トップに3/8”ネジを備え、空洞の本体内には付属の三脚を収納したり、各種ケーブルを通して配線をすっきりさせることができる。

PICA–POD
 

■セット内容

PICA–POD、ボールヘッド、多用途マウント、1/4”-20クランプ、ミニ三脚、ハンドルカバー、リストストラップ、六角レンチ、ポーチ 取扱説明書
 

 

〈文〉柴田 誠