2018年9月26日(水)〜29日(土)の4日間にわたり、ドイツ・ケルンで世界最大の写真・映像用品展示会「フォトキナ2018」が開催された。会場のケルンメッセから、各メーカーの新製品やイチオシ製品を紹介しよう。
堅牢性・防水性・防塵性に優れたSF-Gシリーズ TOUGH(タフ)仕様のSDカードが新登場
ソニーブースの一角には、ソニーブランドのSDカード「SF-Gシリーズ TOUGH(タフ)仕様」が展示されていた。ヨーロッパではSF-G32T(32GB)が100ユーロ、SF-G64T(64GB)が200ユーロ、SF-G128T(128GB)が350ユーロで近日発売されるとのこと。
素材を改善することで18kgの重さでも折れ曲がらない強度を実現。ブースでは防水・防塵性能をアピールするデモも行われていた。SDカードの本体部分を一体成形することで、破損やライトプロテクトスイッチの欠落を防ぐ構造になっており、本体が分解して壊れてしまうことを排除している。
日本国内では、32GBと64GBが2018年10月20日(土)、128GBが11月24日(土)発売予定。価格はオープンで、市場想定価格は32GBが14,000円前後、64GBが20,000円前後、128GBが40,000円前後。
書き込み最大299MB/s、読み出し最大300MB/sで、高性能一眼カメラの高速連写や4K動画撮影にも対応する。連続書き込みの耐久性をアピールするために、ブースにはラジコンカーのサーキットが用意されていた。
〈写真・文〉柴田 誠