ヴァイテックイメージングは、対応するソニーαシリーズのミラーレスカメラ専用モデルとして、ジッツオの「トラベラーα三脚キット1型4段 GK1545TA」を2018年10月31日より、「Lブラケットα GSLBRSY」を11月下旬より発売する。
GK1545TAは、カメラボディの形状に合った専用プレートなどを備えた、特別バージョンの「トラベラー三脚」。GSLBRSYは、カメラボディに装着するL字型のカメラプレートで、ジッツオおよび他社のアルカスイス互換雲台の多くに取り付けることが可能だ。
両製品は、ヴァイテックグループとソニーの協業発表(2017年9月 ジッツオ100周年記念イベント)以降、ジッツオブランドとしては初めてのソニーαシリーズ用製品である。
トラベラーΑ三脚キット1型4段 (品番:GK1545TA)
トラベラー三脚は、「180°折りたたみ機構」を備えた軽量・堅牢なカーボン三脚で、折りたたんだ脚の間にセンターポールと雲台を収めることで収納時のスペースを節約。GK1545TAは、トラベラー三脚の人気サイズ「1型4段」タイプの、ソニーα専用バージョンだ。通常モデルのGK1545T-82TQDと寸法はほぼ同じだが、以下の特別仕様を備えている。
専用カメラプレート
ソニーαシリーズのミラーレスカメラ※ボディ形状にぴったりフィットするよう設計されているため、プレート上でのカメラの回転ズレのリスクが防げる。このプレートはアルカスイス互換のため、ジッツオGH3382QD / GH1382QD / GH1382TQDおよび他社アルカスイス互換雲台の多くにも取付可能。
※2018年8月現在、確認済み対応カメラは以下の通り
ソニーα7 II / α7R II / α7 III / α7R III / α7S II / α9
開脚角度セレクターと最低高
「100周年トラベラー三脚キット アニバーサリー・エディション GK100T」の設計を流用することで、セレクターの操作がしやすく、開脚角度が最低高23.5cmまで下がる(通常モデルは32cm)。その際にはセンターポールを同梱のショートポールに付け替える。同じくGK100T用で採用された、カーボンファイバー風のイタリアンレザーを使用。
三脚本体部・雲台部のカラーリング
ソニーαミラーレスカメラの先進的なデザインにマッチする、ブラックとシルバーの専用デザイン。
仕様
カーボンファイバー製/4段
脚径 25.3~14.7mm
全伸高 165cm
伸高 141cm
最低高 23.5cm
縮長 43cm
自重 1.43kg
最大耐荷重 10kg
付属品 ショルダーストラップ、ショートポール
希望小売価格 155,000円(税別)
確認済み対応カメラ(2018年8月現在) ソニー α7 II / α7R II / α7 III / α7R III / α7S II / α9
LブラケットΑ (品番:GSLBRSY)
LブラケットはL字型のカメラプレート。縦位置撮影に切り替えてもレンズ位置がほとんど変わらないため構図調整がしやすく、重心も三脚中心付近に残るため安定性向上やブレ防止の効果がある。
ソニーα7 III / α7R III / α9専用の設計
カメラ操作・ケーブル接続・バッテリー交換を妨げないミニマム・軽量設計。手持ち撮影時もカメラと一体化し、重量もわずか77gに抑えられている。ケーブルはLブラケット側面を通すこともでき、縦位置撮影時にはケーブルが雲台と干渉しないよう、隙間を空けて装着することもできる。ケーブルに負荷がかからないよう、L字型ケーブルの使用を推奨。
カメラストラップの接続
ソニーαシリーズのミラーレスカメラに付属のショルダーストラップがカメラに装着された状態でも、Lブラケットが装着できる。 また、Lブラケットにはカメラストラップ接続用の穴が4か所備えられ、カメラストラップ各種タイプやお好みに応じて柔軟に接続が可能。開発中のジッツオ製カメラストラップにも対応予定だ。
アルカスイス互換
雲台との接続部(底面および側面)は、アルカスイス型の形状を採用。ジッツオのアルカスイス互換雲台(GH3382QD / GH1382QD / GH1382TQD)をはじめ、多くのブランドのアルカスイス互換雲台に取り付け可能。
仕様
アルミニウム製
自重 77g(六角レンチ込みで87g)
寸法 幅15.5 x 奥行4.5 x 高さ8.8cm
希望小売価格 25,000円(税別)
確認済み対応カメラ(2018年8月現在) ソニーα7 III、α7R III、α9