ライカカメラジャパンは、フルサイズセンサーと明るい単焦点レンズ「ライカ ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「ライカ Q」の新モデル「ライカ Q-P」を2018年11月17日(土)にライカストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店で発売する。
ブラウンカラーのレザーキャリングストラップとスペアバッテリーが付属して、価格は658,800円(税込)。
Made in Germanyの「ライカ Q-P」は、「ライカ M10-P」と同じく本体正面に赤いロゴを入れずに、トップカバーの上面にクラシックな「Leica」の筆記体ロゴをさりげなく刻印するだけにとどめ、控えめさを追求したデザインが特徴のモデル。基本的な仕様は「ライカ Q」と同様で、高品質な素材と卓越したクラフトマンシップにより、優れた耐久性を発揮するモデルとなっている。
本体カラーにはマットなブラックペイントを採用し、洗練されたエレガントなデザインを引き立てているのが特徴。また「ライカ Q-P」のシャッターレリーズボタンの形状は、「ライカ Q」とは異なり独自のデザインが採用されている。
レンズは「ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.」を搭載。28mmという自然な遠近感で撮影できる焦点距離により、ストリートスナップ、建築写真、風景写真などさまざまな用途に対応する。
また、高精細でレスポンスの早い368万ドットの電子ビューファインダーはアイセンサーを備え、目を近づけると液晶モニター表示からファインダー内表示に自動的に切り換わる。
操作系は、ストレスなく直感的でわかりやすい操作で扱いやすいデザインを採用している。また、ユーザープロファイルに好みの撮影設定を自由に登録することができる。
動画はフルハイビジョン動画撮影機能を搭載する。記録形式はMP4形式で、フレームレートは被写体や状況に応じて30fpsと60fpsから選択できる。
また「ライカ Q-P」はWi-Fi機能を搭載し、アプリ「Leica FOTOS」を利用するとスマートフォンやタブレットでカメラを遠隔操作してライブビュー撮影ができるほか、撮影した静止画や動画をスマートフォンやタブレットに手軽に転送することができる。
〈文〉柴田 誠