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何気ない日常がまるで“映画のワンシーン” 映画用フィルムから作られたクラシックな白黒フィルム発売

Lomography(ロモグラフィー)が、「B&W 400 35 mm Berlin Kino Film」の予約受付を開始した。繊細なトーンと粒子で映画のようにドラマチックな瞬間を描く白黒フィルムだ。2018年12月中に発送予定。

 

 

映画のワンシーンのようなモノクロ写真

この35mmフィルムは、20世紀初頭から映画界を支えてきたドイツの伝説的な映画用フィルム会社から入手したロールフィルムを元にしている。もともとはクラシックな白黒映画のために作られたフィルムなので、人生の大切な瞬間や何気ないシーンをドラマチックに描くことができる。

 

 

 

モノクロ写真の可能性を広げるため

フィルターや現像方法次第で様々な結果を楽しめるフィルム。フィルムの感度は ISO 400(27℃)だが、ラティチュードが広いため、好みでISOを800、1600、3200に設定して撮影しても色調やディティールを保つことができる。荒々しいストリート写真や、スタジオでのポートレート撮影でも、被写体をソフトフォーカスで捉え繊細なコントラストを描くことが可能。

 

 

 

現像について

フィルムを保管する際の適温は20℃。長期保存する場合は10℃以下を推奨。20℃以上の場所で長期に渡って撮影する場合、品質に影響が出る場合がある。自家現像する場合、通常の白黒現像で処理することが可能。

Kodak D-76
スタンダードに現像する場合、Kodak D-76を推奨。適度な粒子サイズとコントラストを得ることができる。その他加工などの調整は不要。

Kodak HC-110
暗部のディティールを描き、適度な粒子と広いラティチュードを得ることができる。

Ilford Ilfosol-3
シャープさや再現性を優先させる場合は、Ilford Ilfosol-3を推奨。なめらかな粒子とシャープな描写は、拡大やプリントする場合に適し、コントラストや暗部のディティールを保つことにも優れている。

リバーサル現像
黒さを強調したい場合はリバーサル現像をすることも可能。使用するツールは、Rollei白黒リバーサル現像キットがおすすめ。

 

 

B&W 400 35 mm Berlin Kino Film Bundle of 5 仕様

SKU:f436bwcine_5pack
ブランド:Lomography
フィルムタイプ:B&W(白黒フィルム)
ISO感度:400
露光:36
サイズ:1
価格:5個セット 5,400円(税込)

 

製品購入・詳細はこちら:https://shop.lomography.com/jp/lomography-film-berlin-kino-35mm-5pack