輸入事業を展開している株式会社Growは、GoPro製アクションカム用の生活防水対応ウェアラブルジンバル「WG2X」の販売を開始した。製造元はバンドジンバルのパイオニアである中国のFeiyuTech(フェイユーテック)。価格は26,500円(税別)。
▲使用例
WG2Xの最大の特徴は、Wi-Fi接続によってジンバル本体からダイレクトにGoProを操作できる点。グローブや手袋など、ウィンタースポーツ時にGoProを操作しようとすると、ボタン類が押しにくく撮影が面倒になるといった経験をしたことがあるだろう。しかし、このWG2Xは本体にGoPro操作ボタンが装備されているので、撮影したい瞬間を逃すことがない。
本体重量238g(バッテリー含む。カメラは含まず)、長さ89.3mmとコンパクトなサイズ感で、旅行に持っていっても邪魔にならない。また、ヘルメットやハーネスに取り付けても、まったく重さが気になることなく、スノーボードやサイクリングなどの撮影に使うことができる。
さらにWG2Xはウェアラブルでなくても使えるようなデザインとなっている。底面1/4ネジ装備で三脚や延長ポールが接続可能で、手持ちでの撮影にも対応している。アクションカムの液晶モニターの視認性も考慮し、斜めのアーム設計になっており、映像を確認しながらジンバルを使用できる。
このほか、生活防水対応(IP55)で雨や雪などで濡れても問題なく使えるほか、スマホアプリ「FeiyuON」と連携させることで拡張機能の仕様も可能となる。GoPro「HERO」シリーズと「Session」シリーズの両方に対応。内蔵バッテリーの駆動時間は2.5時間で、microUSBで充電が可能となっている。
〈文〉水澤 敬