ハッセルブラッドが、中判ミラーレスカメラ「X1D-50c」のファームウェア1.22.0を公開した。新XCDレンズ3本への対応などが盛り込まれている。
変更内容は下記のとおり。
Hasselblad X1D-50c ファームウェア 1.22.0
■最新レンズのサポート
新レンズ「XCD 1,9/80」「XCD 2,8/65」「XCD2,8/135」に対応。レンズのファームウェアは0.5.33にアップデートする必要がある。
■新しい露出ブラケットオプション
長時間露光でのカメラぶれを回避するために、イニシャルディレイを設定できるようになる。
■ライブビューでのフォーカスリミット設定の表示
近距離、遠距離またはフルのフォーカスリミットが設定できるレンズでは、近距離または遠距離設定のときにライブビューにアイコンが表示されるようになる。現時点の対応レンズは「XCD 120」「XCD 135」。
■メインメニュー画面のアイコンのカスタマイズ
メインメニュー画面のショートカットアイコンをドラッグアンドドロップして再配置できる。
■新しいカスタムボタンオプション
新たに3つのカスタムボタンオプション「ライブビュー オン/オフ」「近接側へフォーカス(最短撮影距離)」「フォーカスリミット」が利用可能。
■新たなセルフタイマーオプション
セルフタイマーのカウントダウンの際、前面のLEDの点滅を消せるようになる。
■HC/HCDレンズのコンバーター/エクステンションチューブ利用時のAF対応
対応するHC/HCDレンズをXHレンズアダプターを介した際、Hシステムの特定のレンズアクセサリー(エクステンションチューブやアダプターを含む)を使用したときにもオートフォーカスが有効になる。
■ライブビュー時のフォーカスポイントの中央復帰
ライブビュー時に×ボタンを押すことで、移動させたフォーカスポイントが中央に復帰する。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://www.hasselblad.com/ja-jp/x1d/firmware/