ケンコー・トキナーから、サムヤンの大口径MF単焦点レンズ「XP 35mm F1.2」が発表された。キヤノンEFマウント用が2019年3月22日(金)に発売される。価格はオープンで、市場想定価格は117,500円(税別)。
「XP 35mm F1.2」は、5000万画素以上の最新一眼レフの写真や8K級動画撮影に対応できるサムヤンの最高級レンズ「XP」シリーズの1本。「XP 50mm F1.2」と「XP 14mm F2.4」の間を埋めるレンズだ。
▲フード装着時
スタンダードな焦点距離35mmの画角と、F1.2の明るい開放F値により、撮影者の表現力を最大限に生かせるレンズになっている。10群12枚のレンズ構成に加え、2枚の非球面レンズ、3枚の高屈折レンズ、1枚の超低分散ガラスを採用し、高い解像力を実現した。
また、頑丈なメタル素材や高級感のあるデザインを採用し、プレミアムレンズらしい高品質な仕上がりになっている。
▲装着例
■先行展示
2019年2月28日(木)~3月3日(日)に開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」ケンコー・トキナーブースにて先行展示を実施する。
■SAMYANG XP 35mm F1.2 主な仕様
マウント キヤノンEFマウント
焦点距離 35mm
開放絞り F1.2
最小絞り F16
レンズ構成 10群12枚
画角 64.5°(対角・35mm判フルサイズ)
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.34m
最大撮影倍率 0.17倍
フィルター径 φ86mm
サイズ(最大径×長さ) 約φ93×117.4mm
質量 約1106g
〈文〉稲葉利二