ニッシンジャパンは、クリップオンストロボ「スピードライト i400」を2019年2月22日(金)に発売した。キヤノン用 / ニコン用 / ソニー用 / 富士フイルム用 / オリンパス・パナソニック(フォーサーズ)用をラインナップする。直販価格は16,200円(税別)。
「i400」は、超小型ボディの「ニッシン i40」からワイヤレス機能とLEDライトを省いたオンカメラ専用のクリップオンストロボ。フルオート / TTL / マニュアルの3つの発光モードに絞ることで、手頃な価格を実現した。
■シンプルな操作性
発光モードの変更はモードダイヤル、発光量の変更は光量ダイヤルを回すだけのシンプル操作。TTL調光では1/2EVステップ、マニュアル調光では1EVステップずつ光量調整ができる。
■単3電池4本駆動のパワフル光量
小型サイズながら、パワフル光量のガイドナンバー最大40(ISO100/m、照射角105mm時)。単3電池4本駆動でパワフルな動作をサポートする。ズーム機構が搭載可能になったほか、チャージスピードや電池寿命、発光量でも電池2本駆動の機種よりはるかに優位になった。発光ヘッドは上方90度・左右180度可動するため、全方向バウンス撮影も可能。
■ハイスピードシンクロ、後幕シンクロに対応
高速シャッター時でもストロボが使用できる「ハイスピードシンクロ」や、長秒露光時などの表現に有効な「後幕シンクロ」に対応。
※カメラ側も機能を搭載している必要がある。
■キャッチライトパネル・ワイドパネル内蔵
バウンス撮影に便利なスライド式のキャッチライトパネルを内蔵。16mmの画角をカバーするワイドパネルも発光部下部に内蔵され、完全に独立してセッティングできる。
■スピードライト i400 主な仕様
最大ガイドナンバー 40(ISO100/m、照射角105mm時)
照射角 オートズーム24~105mm以上(内蔵ワイドパネル使用時:16mm) マニュアルズームも可
バウンス 上 90°/ 左 180°/ 右 180°
発光間隔 約0.1~4秒(ニッケル水素電池、アルカリ乾電池使用時)
発光回数 約220~1700回(アルカリ乾電池の場合)※使用モードにより異なる。
電源 単3形電池4本
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約61×85×85mm
質量 約200g(本体のみ)
※電波式レシーバー機能は内蔵していないため、コマンダーAir1/Air10sで制御する場合は、別売りのAirRが必要。
〈文〉佐藤陽子