ソニーは、35mmフルサイズ対応のEマウント用 大口径望遠レンズ「FE 135mm F1.8 GM」を2019年4月19日（金）に発売する。希望小売価格は235,000円（税別）。
進化したぼけシミュレーション技術と大口径超高度非球面XAレンズの採用により、美しいぼけ味と高い解像性能の両立を実現。輪線ぼけも大幅に抑制されている。また、スーパーEDガラスとED（特殊低分散）ガラスを最適に配置することで、色にじみや諸収差を良好に補正し、高い解像感を得ている。
さらに、2つのフォーカス群双方にソニー独自のXDリニアモーターを2基ずつ計4基を搭載したフローティングフォーカス機構と最適化されたAFアルゴリズムにより、高速・高精度・高追従に加え、静粛・低振動なAF性能を実現。動きのあるポートレートやブライダルの撮影も静かに確実に捉え続けてくれる。動画撮影にも適した、高性能Gマスターシリーズらしい1本に仕上がっている。
また、ボディには、軽量で堅牢性の高いマグネシウム合金を鏡筒に全面的に採用。屋外でも安心して撮影できる防塵防滴。レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティングなどを採用している。
■アクセサリー
ZEISS T＊コーティング採用の円偏光フィルター VF-82CPAM2（φ82mm / 税別 25,000円）も同日発売。フィルター装着時の解像度が従来品と比べて最大約2倍に向上している。VF-49CPAM2（φ49mm / 11,000円９、VF-55CPAM2（φ55mm / 12,000円）、VF-62CPAM2（φ62mm / 15,000円、VF-67CPAM2（φ67mm / 16,800円）、VF-72CPAM2（φ72mm / 17,800円）、VF-77CPAM2（φ77mm / 18,900円）もラインナップ（価格はいずれも税別）。
■先行展示
2019年2月28日（木）～3月3日（日）に開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」ソニーブースにて先行展示。2019年3月1日（金）より、ソニーショールーム／ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神でも展示する。
■SONY FE 135mm F1.8 GM 主な仕様
マウント ソニーEマウント
焦点距離 135mm
焦点距離イメージ 202.5mm（APS-Cデジタルカメラ装着時の35mm判換算 202.5mm）
レンズ構成 10群13枚
画角 18°（35mm判）／ 12°（APS-C）
開放絞り F1.8
最小絞り F22
絞り羽根 11枚（円形絞り）
最短撮影距離 0.7ｍ
最大撮影倍率 0.25倍
フィルター径 φ82mm
サイズ（最大径×長さ） φ89.5×127mm
質量 約950ｇ
付属品 フード ALC-SH156、レンズフロントキャップ ALC-F82S、レンズリヤキャップ ALC-R1EM、ソフトキャリングケース
〈文〉稲葉利二