SB C＆S（旧ソフトバンク コマース＆サービス）は、“180度3D撮影”も可能な360度カメラ「Insta360 EVO」を2019年4月12日（金）に発売する。すでに取扱店舗では予約の受け付けを開始した。SoftBank SELECTIONオンラインショップ販売価格は56,570円（税込）。
未知の場所への旅行、子供の成長記録など、自分を取り囲む360度の景色をぐるっと記録できる360度カメラが人気だ。「Insta360 EVO」は、折りたたんで従来と同じ360度撮影、本体を開けば180度の3D撮影ができる、まったく新しいタイプの折りたたみ式360度カメラ。5.7K（5760×2880）の360度動画と、約1800万画素の360度静止画を撮影可能だ。
▲360度撮影モード時
さらに「180度3D撮影モード」では本体を開くだけで、“180度立体視”の動画・静止画を簡単に撮影できる。日常目にしている立体的な光景を、5.7K（5760×2880）の180度3D動画と、約1800万画素の180度3D静止画で記録できる。
▲180度3D撮影モード時
撮影したデータは、付属する折りたたみ3Dグラスとスマートフォンを組み合わせて楽しめるほか、「Galaxy Gear VR」などのVRヘッドセットでも再生が可能。また「Insta360 EVO」にあわせて開発した特殊なスマホケース「Insta360 HoloFrame」※（別売り／国内販売未定）を装着すれば、スマホアプリ「Insta360 EVO」のアイトラッキング機能により、VRヘッドセットやVRゴーグルなしで3D映像を裸眼で楽しむこともできる。
※ iPhone XS / X、iPhone XS Max、iPhone XR、Galaxy S8 / S8+ / S9 / S9+ / Note8向け。
動画・静止画撮影には、最新の手ブレ補正技術「FlowState」を採用。ジンバルなどの機材を使用せずに、それに劣らない手ブレ補正を実現。また「180度3D撮影モード」では3D撮影用の手ブレ補正技術の採用により、持ち歩きながらの撮影でも滑らかな3D映像が記録可能となる。なおEVOには、持ち手代わりにもなる小型の「三脚」、持ち運びに便利な「保護ポーチ」も付属する。
スマートフォンアプリ上で360度のタイムラプス・ハイパーラプス動画を撮影できる「TimeShiftモード」も存在。さらにアプリと連携すれば、180度3D撮影データや360度撮影データの再生・カット編集、各種色合い調整なども可能。FacebookやYouTubeなどのSNSへの投稿もアプリから簡単に共有できるから、旅行の散策や家族イベントの録画に最適だ。
■Insta360 EVO 主な仕様
F値 F2.2
ISO感度 ISO 100〜3200
記録媒体 microSDカード（最大128GB）
サイズ（幅×高さ×奥行） 約98.4×49×26.27mm（180度3D撮影モード時）/ 約50.3×49×52.54mm（360度撮影モード時）
重量 約113ｇ
静止画
解像度：6080×3040（約1800万画素）
シャッター速度：1/4000s～55s
ファイル形式：insp、dng（RAW）、jpg（スマートフォンアプリ内変換）
撮影モード：標準、タイマー、インターバル、RAW、HDR
動画
解像度・フレームレート：5760×2880（30fps）、3840×1920（50fps、30fps）3008×1504（100fps）
ビットレート：最大100Mbps
コーデック：H.264
ファイル形式：insv、mp4（スマートフォンアプリ内変換）
撮影モード：標準、タイムラプス、Log、HDR
〈文〉稲葉利二