ADTECHNO（エーディテクノ）は、4K対応高精細フィールドモニターシリーズの5型HDMI「55HB」、7型HDMI「75HB」、7型SDI「75SB」の3モデルを2019年4月12日（金）に発売する。価格はいずれもオープン。エーディテクノダイレクトショップの価格は「55HB 」が37,584円、7型HDMI「75HB」が39,744円、7型SDI「75SB」が61,344円（いずれも税込）。
フィールドモニターは、フルHD（5型は1920×1080、7型は1920×1200）のIPS液晶パネルを採用し、硬度6Hの高硬度強化ガラスを装着した外部モニター。接続端子にはHDMI入出力端子を各1系統ずつ搭載し（「75SB」は3G-SDI端子）、最大4K@30の信号をフルHD液晶にダウンコンバート表示する。5型モデルの「55HB」は185ｇ、7型SDI搭載モデルの「75SB」でも375ｇと、カメラへの取り付けにも最適な超軽量設計となっている。
OSD（オン・スクリーン・ディスプレイ）設定画面より、ピント合わせの補助機能「ピーキング」、露出レベルを色分布で可視化情報としモニター上に表示する「フォールスカラー」、白トビエリアを警告表示する「ゼブラ」、入力されている2ch迄の音声レベルをメーターとして視覚的に確認できる「オーディオレベルメーター」、明るさの分布を示すグラフを表示できる「ヒストグラム」「中央ガイド」「セーフティマーカー」など、補助機能を設定することが可能となっている。これらの機能をボタン1つで呼び出すファンクションキー機能と音声を外部出力する3.5φステレオミニピン端子も搭載されている。
電源は、バッテリー駆動とDC駆動の2系統を採用。外部バッテリーは、ソニー製バッテリー「Lシリーズ」とキヤノンLP-E6バッテリー「LP-E6N」を本体に直接装着することが可能だ。DC駆動には付属のACアダプターを使用する。電源入力範囲は7～24Vと広範囲に対応している。
軽量プラスチック素材の専用サンシェードが標準で付属する。
▲使用イメージ
■アクセサリー
アンチグレア（非光沢）タイプの液晶保護フィルム「55FLM」「75FLM」（ダイレクトショップ価格：各 税込2,160円）、55HB専用カメラ取付用アーム「55ARM」（税込 4,298円）、ボールヘッド型ホットシュー「75FHS」（税込 1,998円）の別売りオプションが用意されている。
〈文〉柴田 誠