FOXは、ARを活用した“動く写真”を印刷できるモバイルプリンター「Lifeprint(ライフプリント)」に、iPhoneと一体化させてインスタントカメラのように使用できる新モデル「Lifeprint 2×3 Instant Print Camera for iPhone」を追加。2019年3月27日に一般販売を開始した。希望小売価格は19,800円(税別)。
▲装着例
SFやファンタジーのように動画を印刷する方法はないものだろうか? まだ直接は無理だが、AR(拡張現実)の技術を取り入れたこんな方法はいかが。
「Lifeprint」は、「Hyperphoto」と呼ばれる、画像と動画を組み合わせたAR写真を印刷できるモバイルプリンター。Lifeprintで動画のある瞬間を切り取って印刷。そのプリントを「Lifeprintアプリ」を通してのぞくと、写真が動くように元の動画を見ることができるのだ。
今回発売された「Lifeprint 2×3 Instant Print Camera for iPhone」は、iPhoneと一体化させてインスタントカメラのように使用にできる新モデル。iPhoneをLifeprint本体に装着しBluetoothで接続することで、プリンター本体のボタンがシャッターとなる。持ち運びが便利になり、その場でプリントができるから喜ばれること間違いなし。「動く写真」として思い出を鮮明に記録しよう!
「Lifeprintアプリ」はSNSのプラットフォームでもあり、Hyperphotoを印刷すると同時にアプリ上にその写真が公開される(非公開も可能)。かざした写真が動き出すだけでなく、その写真に「いいね!」やコメントがつけることもできる。
また、さまざまなフィルターやスタンプがプリインストールされており、撮影した写真や動画にアレンジも可能だ。
スマホをかざして動画が再生されている様子を、さらに動画として保存できる動画キャプチャー機能を搭載。そのキャプチャーした動画をInstagramやTwitterなどのSNSでシェアすることもできる。
用紙は、インクを使用しないZINK Zero Ink Printing技術を採用した専用紙。2inch×3inch(50mm×76mm)の写真が印刷できる。裏面がシール状になっており、さまざまなところに簡単に貼り付けられる。
■Lifeprint 2×3 Instant Print Camera for iPhone 主な仕様
カラー ブラック、ホワイト
対応端末 iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus
※ケースを装着したままでは使用できない可能性がある。
通信 Bluetooth 4.0
アプリ動作環境 iOS 10 以降
本体サイズ 119×83.5×40.4mm
本体重量 200g
用紙サイズ 50×76mm
付属品 2×3専用紙10枚、充電用MicroUSBケーブル、ハンドストラップ
〈文〉稲葉利二