青森県弘前市は、日本有数のさくらの名所・弘前公園で2019年4月20日(土)~5月6日(月・休)に「弘前さくらまつり」を開催する。今年は弘前市誕生130周年の節目の年であることと、まつり会期中に改元を迎えることから、例年より会期を延長して開催される。
「弘前さくらまつり」は、毎年200万人以上の観光客で賑わう弘前最大のまつり。会場となる弘前公園内には、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など52種類、約2,600本の桜が咲き誇り、存分に撮影が楽しめる。
まつり期間中は、桜にちなんだ特別な催しが多数開催される。
■“初音ミク”の派生キャラ「桜ミク」とコラボ!
世界的に人気のキャラクター・初音ミクの派生キャラクター「桜ミク」が、「弘前さくらまつり」公式応援キャラクターに就任した。「弘前さくらまつり」のポスターなどに掲載されるほか、まつり期間に合わせ、2019年4月20日(土)からオリジナル絵はがきがもらえる観光スタンプラリーも開催。観光施設でのキャラクターグッズ販売も行われる。
■弘前観桜会記念日提灯行列
弘前観桜会が始まった5月3日を記念するパレードを開催。今年は新たな時代の幕開けを祝い、弘前らしい提灯行列を行う。開催は2019年5月3日(金・祝)10:00~、コースは弘前公園内追手門~東内門付近。
■弘前公園中濠観光舟
和船と船頭によるお濠めぐりをする弘前公園中濠観光舟を運行。普段見ることのできないお濠からの桜を楽しめる。運行は2019年4月20日(土)~5月6日(月・休)の9:00~17:00(最終乗船は16:30まで。天候・乗船者の状況により変更あり)。
■桜守による特別サクラ鑑賞ツアー
桜守(樹木医)が、弘前公園のサクラの見所を案内しながら解説する特別サクラ鑑賞ツアーを開催。実施は2019年4月30日(火・祝)と5月2日(木・祝)の13:30から90分程度。定員は各回40人で、参加料は無料(園内有料区域への入場料が必要)。
■城門の特別公開
普段は公開していない重要文化財二の丸東門(通称東内門)の特別公開が行われる。実施は2019年5月4日(土・祝)と5日(日・祝)の10:00~15:00。入場無料。
■花筏(はないかだ)
満開を迎えたのち、桜が散り始めたお濠では花筏(はないかだ)が楽しめる。大量の花びらが水面を覆いつくしてしまうため、桜のじゅうたんとも呼ばれている。
■夜桜も楽しめるライトアップ
さくらまつり期間中、公園内は日没から特別照明がつけられ、夜桜も楽しめる。天守閣もライトアップされて幻想的な雰囲気に。点灯時間は日没から23:00まで(予定)。
■弘前さくらまつり 概要
期間 2019年4月20日(土)~5月6日(月・休)
会場 弘前公園(青森県弘前市大字下白銀町1)
入園料 本丸・北の郭および植物園は有料
本丸・北の郭 大人310円 小人100円
植物園 大人310円 小人100円
共通券 大人510円 小人160円
開場時間
本丸・北の郭 7:00~21:00(4月20日~22日・5月6日は9:00~17:00)
植物園 9:00~18:00
〈文〉佐藤陽子