2019年5月12日(日)、東京都内の遊園地「としまえん」で、ヨドバシカメラが主催する「第5回としまえんモデル大撮影会」が開催された。ポートレートとしては最大規模の撮影会だ。なかでも「としまえん」は都内ということもあり、ひときわ参加者の集まる人気イベント。5月の爽やかな青空の下に、1000人を超える参加者が集まった。
オープニングはヨドバシカメラ・日野専務の挨拶からスタート。この日の講師は、大山謙一郎先生、山岸伸先生、伏見行介先生、HARUKI先生、榎並悦子先生、内田ユキオ先生、土屋勝義先生、佐藤倫子先生、杉本奈々重先生、桃井一至先生、山本まりこ先生、西尾豪先生、上田晃司先生、コムロミホ先生、河野英喜先生と、著名な写真家15人がずらりと大集結!
人気の高いモデル総勢27人を一堂にお披露目。モデル全員が集まるのはこのオープニングのときだけだ。撮影会は午前・午後各1回(各120分)の全2部あり、各回で自分の好きなモデルや講師のグループを選んで自由に参加することができる。
カメラの使い方がわからない参加者には「初心者講習」が開かれるから安心。第1部では伏見行介先生が講師を担当。今回はいつにも増して初心者講習の参加者が多かった。
最近はミラーレスカメラでの参加や貸し出しも増えている。一眼レフの場合はもちろん、最新ミラーレスカメラのポートレート向け設定はどうするか? どんなレンズがポートレートに向くかなど、写真やフリップを参加者に見せながら、初歩から丁寧に指導中。
学生の参加者が多いのもヨドバシカメラ大撮影会の特徴。しかも女子の方が多いほど。今回は100人近くの学生が参加していた。普段は使えないようなハイエンド機材を借りて撮影ができて大喜び。
今回、久しぶりに登場の河野英喜先生。指導にも熱が入る。「モデルの動きに合わせて気持ちの良い構図で撮っていこう!」
その場で手本となる写真を撮影して、それを見せながらレクチャーする河野先生。「自分がその写真で何を見せたいかが重要なんです」
こちらはコムロミホ先生。「背景をよく見て。自分が動いて、緑のコーンをモデルで隠しましょう」
わかりやすい教え方に定評のある西尾豪先生のレクチャー風景。講師陣の間でフリップが流行ってる???
多くのカメラメーカーが製品を無料で貸し出してくれる。パナソニックブースでは「LUMIX S1」「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」など、一般ユーザーはなかなか手に取る機会のないハイエンド機材が大人気。
こちらはキヤノンブース。圧倒的なレンズやカメラの数にビックリ。機材は、各セッションが終わったら一度返却する決まりだが、そのぶん1日かけていろいろな機材を体験できる。
カメラ・レンズ以外にも、さまざまなメーカーによる貸し出しや展示が多いのもヨドバシカメラ大撮影会の特徴。シャープのブースでは撮影した写真を最新8Kテレビの画面に映し出してもらえるサービスが。高解像度の大画面で自分の写真を見ると迫力が違う!
エツミのブースでは最新の「シモダ エクスプロール バックパック」シリーズを展示。アルミフレーム内蔵で快適に背負えるとのこと。講師の杉本奈々重先生もオススメの逸品だ。
ヨドバシカメラのモデル撮影会は、1年を通して全国で多数開催される。気軽に参加できるのでぜひ足を運んでみよう。参加申し込みはヨドバシカメラの店頭、またはオンラインで。
2019年 今後のヨドバシカメラ・モデル撮影会スケジュール
- 5月26日(日)京都「太陽が丘モデル大撮影会」
- 6月2日(日)京都「黄檗宗大本山萬福寺 舞妓はん撮影会」
- 6月9日(日)横浜「曹洞宗大本山 總持寺 舞妓はん撮影会」
- 6月16日(日)愛知「愛・地球博記念公園 大撮影会」
- 8月4日(日)札幌「北海道開拓の村 モデル撮影会」
- 8月18日(日)仙台「七北田公園 モデル撮影会」
- 9月8日(日)大阪「万博記念公園モデル撮影会」
- 9月22日(日)京都「太陽が丘モデル大撮影会」
- 10月6日(日)東京「昭和記念公園モデル撮影会」
- 11月10日(日)博多「舞鶴公園モデル撮影会」
〈写真・文〉稲葉利二