ライカカメラジャパンが、ミュージシャンのレニー・クラヴィッツとのコラボレーションによる特別限定モデル「ライカ M モノクローム “Drifter” by Kravitz Design」を発表した。カメラとレンズ2本、バッグ、ケースなどのセットを、2019年6月に世界限定125セットのみ発売する。価格は290万円(税別)。
▲ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH. 装着時
ライカとレニー・クラヴィッツのコラボモデルは、2015年の「ライカ M-P “CORRESPONDENT” By Lenny Kravitz」に続く第2弾。今回の「ライカMモノクローム “Drifter” by Kravitz Design」は、旅先で写真撮影を楽しむためのカメラやレンズ、バッグ、ケースなどをスタイリッシュに仕上げたセットだ。
カメラ本体は、モノクロ撮影専用デジタルレンジファインダーカメラ「ライカ M モノクローム(Typ246)」をベースとして、表面に特殊なセピアブラウンペイント仕上げを施した。使い込むうちにペイントが少しずつ剥がれ、独特の風合いが生まれる。
▲ライカ アポ・ズミクロン M f2/75mm ASPH. 装着時
ホットシュー、設定ダイヤル、シャッターボタンなどは真鍮を採用。経年による味わいが楽しめるように、表面を保護するペイントはあえて施していない。
一番の特徴であるレザー外装には、1台ごとに色味や風合いが微妙に異なるスネーク風フェイクレザー「シンセティック・パイソン」を使用。キャリングストラップは織布で、カメラ本体のレザー外装と同じフェイクレザーで覆われている。
セットに含まれるレンズは、「ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.」と「ライカ アポ・ズミクロン M f2/75mm ASPH.」の2本。いずれもカメラ本体と同じセピアブラウンペイントを施し、組み込み式のレンズフードを採用した特別仕様だ。
▲ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.
▲ライカ アポ・ズミクロン M f2/75mm ASPH. 装着時
レンズキャップとレンズフードは先端部分にコーティングを施さず、真鍮を露出させている。
セットの“The Drifter Traveler”バッグは、ブラウンのフェイクレザーを使用。カメラと2本のレンズ、旅行に必要な小物類が収容できる。ポーチとレンズケース各2種類も、ブラウンのフェイクレザーを使用したビンテージテイストのデザインだ。
カメラの性能は、通常モデルの「ライカ M モノクローム(Typ 246)」と同じ。「ライカ M モノクローム(Typ 246)」は、ローパスフィルターレス仕様のモノクロ専用フルサイズCMOSセンサーを搭載したデジタルレンジファインダーカメラ。色を認識する撮像素子を搭載したデジタルカメラよりもシャープなモノクロ描写が得られる。製品の詳細はこちら。
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