パナソニックが、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S1H」の開発を発表した。パナソニックが業務用シネマカメラの開発で培った技術をフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズに応用。6K動画記録に対応する。2019年秋をめどに製品化を目指す。
■6K動画に対応
デジタルカメラとして世界で初めて6K/24p(縦横比3:2)、5.9K/30p(同16:9)動画記録を実現。また、フルサイズのレンズ交換式デジタルカメラとしては世界で初めて10 bit Cinema4K/4K 60pに対応する。縦横比4:3のアナモフィック撮影も含め、1台で多彩なフォーマットでの撮影が可能。
■業務用シネマカメラと同水準の描写性能
業務用デジタルシネマカメラに匹敵する広ダイナミックレンジで広色域の14+ストップV-Log/V-Gamutに対応。暗部からハイライト部まできめ細かに描写し、忠実な色再現と豊かな質感を実現する。
■時間無制限の動画撮影が可能
「LUMIX S1H」搭載の全動画記録モードで、時間無制限の撮影が可能。動作保証温度内であれば、理論上はメモリーカードがいっぱいになるまで(またはバッテリーがなくなるまで)途中で中断することなく撮影できる。
Lマウントを採用したパナソニックのフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズは、有効約4730万画素のCMOSセンサーを搭載した高解像モデル「LUMIX S1R」、拡張でISO204800まで対応する高感度性能と充実した動画機能を搭載したハイブリッドモデル「LUMIX S1」が発売中。プロフェッショナル品質の動画機能を搭載した「LUMIX S1H」が加わることで、ラインナップがさらに充実する。