衣装や見せ方がこの数年で様変わりした
スタジオで使うと思われる大型の撮影用アイテムも販売されている。ただし、会場が狭くなったせいか、以前ほど点数は多くはない。
アルバムも中国っぽいデザインのものが多くなったように感じられた。婚礼衣装に合わせて変化してきているようだ。
アルバムを収める箱にフォトビュアーが付いたモノは、今回見つけた新アイテムの1つ。値段は600元(約1万円)程度。どんな付加価値をつけていくらで売るのかが気になるところ。
子どもの写真もサイズや形など、年々多様化が進んでいる。
こちらは写真を元に油絵調に仕上げるという新サービス。パッと見は絵にしか見えない。
出産の思い出を形にするモノも様々ある。これも近年になって目にするようになったもの。次の写真のセットで12元(約200円)と信じられない安さだ。
子ども用の衣装もスタイリッシュになっている。衣装の買い付けを目的に、親子連れで訪れる来場者も多い。子ども服の前は、どこも黒山の人だかりだ。ちなみにブース外の壁面は中の業者とは別のようで、中の商品とは全く関係のないモノだったりする。
親子の写真を旅先で撮る「撮影旅行」を提案するブースも登場。結婚式の前撮りを海外や観光地でというのはこれまでにもあったが、親子という設定は珍しい。もともと家族を大事にする国民性ではあるが、ファミリー写真の需要も増えてきているようだ。
ニューボーンフォトも数年前から根強い人気のジャンルの1つ。あるニューボーンフォトのデモンストレーションで行われていたのは、カメラアングルを変えるのではなく、介護ベッドのようにベッド自体を動かして撮影しようというものだった。いかにも中国らしい発想だ。
アクセサリーを扱うブースの入り口には、モデルの代わりに髪飾りを付けた女の子がいた。山積みの商品に囲まれた状態が、街中の商店を思わせる。
額縁の専門店が並ぶ一角。これでもか、というほど額縁がブースいっぱいに溢れているのはいつもの光景。