DJIは、スマートフォン用折りたたみ式3軸ジンバル「Osmo Mobile 3」を2019年8月19日に発売した。
価格はオープンで、DJIストア直販価格は、本体のみのスタンダード版(左)は13,500円、グリップ式三脚とキャリーケースが同梱されるコンボ版(右)は15,660円(税込)。
「Osmo Mobile 3」は、スマートフォンの手ブレを防止し、なめらかで安定した映像表現が可能になる折りたたみ式のジンバル(スタビライザー)。前モデル「Osmo Mobile 2」に比べ、より片手で操作しやすい設計になっており、折りたたみ式のためコンパクトに持ち歩ける。進化したインテリジェント撮影モードやトラッキング機能も搭載している。
■折りたためる小型軽量設計
重量405gの軽量設計で、折りたたみ時のサイズは157×130×46mmとコンパクト。折りたたんだ状態から、すばやく展開してスマートフォンを取り付けることができる。装着したままデバイスの充電や外部マイクの接続が可能。バッテリー駆動時間は約15時間。
■片手で楽に撮影できるグリップ
人間工学に基づいた設計によりグリップが手のひらにフィットし、長時間でも楽に撮影できる。片手で簡単に操作できるよう、ボタン類はハンドル上に集約。頻繁に使用する機能や撮影モードに効率的にアクセスすることができるほか、ボタンを押すだけで端末を取り外すことなく縦位置・横位置を切り替えることも可能。
■アプリで機能を拡充
さまざまなクリエイティブモードを搭載した専用アプリ「DJI Mimo(マイ モーメント)」に対応。被写体を自動追尾する「ActiveTrack 3.0」、動きの速い被写体向けのスポーツモード、タイムラプス撮影、ジェスチャーモード、ストーリーモードといった機能が使用可能になる。
■DJI Osmo Mobile 3 主な仕様
バッテリー駆動時間 約15時間
重量 405g
サイズ 展開時 285×125×103mm、折りたたみ時 157×130×46mm
対応スマートフォン 重量170~230g、幅62~88mm、厚さ9.5mmまで、Bluetooth Low Energy 5.0以降
付属品 電源ケーブル、収納ポーチ、リストストラップ、滑り止めパッド ほか
〈文〉佐藤陽子