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自動でグルグル回るストロボ「AIフラッシュ AB600-R」のキヤノン用が登場

ケンコー・トキナーはクリップオンストロボ「AIフラッシュ AB600-R」のキヤノン用を2019年9月28日に発売した。価格はオープンで、参考価格は44,630円(税別)。

AIフラッシュ AB600-R

 

「AIフラッシュ AB600-R」は、一度発光させて位置関係を記憶させておくと天井や左右の壁まで3方向の距離を自動で計算し、常に最適なバウンス角度を得られるように発光部がグルグルと自動で回転する「オートバウンス機能」を搭載。どこにカメラを向けても、ストロボが自動的に発光面をバウンスする場所の方向を判断し、アシストしてくれる。

AIフラッシュ AB600-R

 

また、オート・マニュアルにかかわらず、一度設定したバウンス角度を縦位置・横位置を切り替えても常に維持する「アングルロック機能」を搭載。ポートレート撮影で大活躍しそうなストロボだ。

ガイドナンバーは最大60(ISO100・200mm時)で、複数台のストロボによる多灯撮影が可能。ワイヤレス通信は光学式、電波式の2方式を搭載。2.4GHz帯の無線電波を使用して離れた位置、遠距離、障害物のある場所での通信が可能で、さまざまなシチュエーションでの撮影に対応する。

AIフラッシュ AB600-R

 

電源は汎用性の高い単3形乾電池4本を使用。microUSB端子を備え、ファームウェアアップデートが可能。

AIフラッシュ AB600-R

 

ニコン用も発売中。レポートはこちら。
https://getnavi.jp/capa/special/288427/

 

 

■Kenko AIフラッシュ AB600-R

対応調光方式 i-TTL(ニコン用)、E-TTL(キヤノン用)
最大ガイドナンバー 60(200mm・ISO100)
ズームレンジ 20~200mm(ワイドパネル使用時18mm)
フラッシュモード TTLB、TTL、M(マニュアル)、RPT(マルチ発光)
発光周波数 1~200Hz
無線通信方式 光学式、電波式(2.4GHz帯)
対応シンクロモード 先幕・後幕シンクロ、ハイスピードシンクロ
バウンス方式 オートバウンス、手動バウンス
発光部回転角度 水平 −180~180°、垂直 0~120°
リサイクルタイム 3.5秒(アルカリ乾電池使用時)
電源 単3形乾電池4本(アルカリ / ニッケル水素)
外部接続端子 microUSB端子(ファームアップ用)、シンクロ端子、外部電源端子
調光補正 −3.0~+3.0 1/3EVステップ(TTL)
発光量 1/1~1/128 1/3EVステップ(マニュアル)
サイズ W80×D62×H196mm
質量 470g(電池を除く)