焦点工房は、深圳の光学メーカー 銘匠光学の単焦点レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95」を2020年3月25日に発売した。ソニーEマウント (E50mm f/0.95 C) と富士フイルムXマウント (X50mm f/0.95 C) の2種類をラインナップし、各マウント20本の数量限定品となっている。焦点工房オンラインストアの販売価格は42,800円 (税込)。
「TTArtisan 50mm f/0.95」は、オールドレンズファン向けに企画された数量限定の大口径マニュアルフォーカスレンズ。対応撮像画面サイズはAPS-Cで、焦点距離は35mm判換算で77mm相当となる。
レンズ構成は7群12枚で、F0.95の絞り開放時には彩度の低いソフトレンズのような雰囲気のあるやわらかな描写、絞るとシャープな描写に変化する。絞り羽根は12枚を採用し、フィルター径は62mmとなっている。最短撮影距離は0.5m。鏡筒は重厚感のある金属製で、フードは内蔵型。
F0.95の絞り開放の描写も気になるが、絞り込んだシャープな描写も気になるところ。お手頃価格で数量限定の売り切れ必至レンズだ。
TTArtisan 50mm f/0.95 主な仕様
マウント ソニーEマウント (APS-C)、富士フイルムXマウント
焦点距離 50mm (35mm判換算 77mm相当)
絞り F0.95〜F16
レンズ構成 7群12枚
絞り羽根枚数 12枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 φ62mm
サイズ (最大径×長さ) φ69×88mm
質量 約725g
〈文〉柴田 誠