キヤノンは、クラウドプラットフォーム「image.canon」を2020年4月14日 (火) に開始すると発表した。キヤノンのデジタルカメラおよびフォトプリンターSELPHYのユーザーが利用可能で、利用料は無料。
「image.canon」は、2020年3月31日にサービスを終了した「CANON iMAGE GATEWAY オンラインアルバムサービス」の後継サービス。カメラからWi-Fi経由で静止画・動画をクラウド上の「image.canon」へ自動転送・保管し、そこからスマートフォンやPCへの自動転送、SNSでの共有、外部サービスとの連携ができるようになる。
「image.canon」にはオリジナルデータのまま30日間、容量無制限で保管でき、30日経過後もサムネイル画像 (最大長辺2048ピクセル) はいつでも利用可能。長期間オリジナルデータを保管したい場合は、10GBのストレージへの移行操作を行うことで可能になる。
サービスの詳細はこちら。
https://getnavi.jp/capa/news/327702/
利用の際は、Canon IDの登録が必要。「CANON iMAGE GATEWAY オンラインアルバム」を利用していた場合は画像とアルバムが「image.canon」が移行され、同じメールアドレスとパスワードで利用できる。
なお、「image.canon」のサービス開始時までは、データ移行のため「CANON iMAGE GATEWAY オンラインアルバムサービス」にアップロード済の全ての静止画・動画ファイルおよびアルバムはアクセスができなくなっている。
〈文〉佐藤陽子