写真家のババク・タフレシさんがキュレーションした写真集『世界の美しい夜空』が発売された。
世界20か国、34名の写真家が撮った夜の絶景を集めた。なかなか見ることのない夜の世界遺産をはじめ、皆既月食や彗星、貴重な天文現象など見応えのある写真が並ぶ。
古代から人は星を研究し、壁画に星座を描き、天文学から暦が生まれた。本書では6つの章で世界各国の美しい夜空を紹介しながら、その写真から読み解ける歴史、宇宙、自然現象などを解説する。日本からも2名が選ばれていて少し誇らしい。
世界の美しい夜空
A4判変型・240ページ
本体 3,600円(税別)
2020年1月30日発売
玄光社
〈文〉市井康延