焦点工房は、K&F Concept (ケーアンドエフコンセプト) の「ライカMマウント変換アダプター」5種を2020年4月10日に発売した。旧型「KF-42M」「KF-CYM」「KF-SRM」「KF-EFM」「KF-PKM」からの改良型で、それぞれM42マウントレンズ、ヤシカ・コンタックスマウントレンズ、ミノルタMD・MC│SRマウントレンズ、キヤノンEFマウントレンズ、ペンタックスKマウントレンズをライカMマウントに変換する機能を持ったマウント変換アダプターだ。希望小売価格はいずれも4,000円 (税別)。
K&F Conceptの「ライカMマウント変換アダプター」は、艶消し塗装をアダプター内側に施して光の乱反射を抑えることで、内面反射が大幅にカットされている。また、ボディ側とレンズ側の両方に真鍮製マウントパーツを採用し、耐久性も向上させた。
今回の改良によって、ライカMマウントレンズ – ソニーEマウント電子アダプター「TECHART (テックアート) LM-EA7」に装着することが可能となった。焦点工房オンラインストアでは、「ライカMマウント変換アダプター」 と「TECHART LM-EA7」とのセット販売も開始。価格はセットで各45,980円 (税別)。
TECHART LM-EA7
「TECHART LM-EA7」は、ライカMマウントレンズをソニーEマウントのミラーレスカメラでAF動作させることができる画期的な電子マウントアダプター。ボディ側マウントには電子端子を装備し、各種情報をボディに伝達することができる。テックアートが独自開発したAF駆動用モーターを搭載しており、レンズ側のマウント面を前後に動かすことで、MFレンズのAF動作を実現する。コンティニュアスAF (AF-C) に対応し、レンズデータの記録が可能だ (10本まで) 。対応機種はソニーα9をはじめ、α7R III、α7 III、α7R II、α7 II、α6500、α6300など位相差AF搭載のEマウントカメラとなっている。
■K&F Concept KF-42M2
「KF-42M2」は、 M42マウントレンズをライカMマウントのカメラボディに装着するための、マウント変換アダプター。旧型「KF-42M」の改良型で、「TECHART LM-EA7」に装着が可能。
[対応レンズマウント] M42 [対応カメラマウント] ライカM [希望小売価格] 4,000円 (税別) [LM-EA7とのセット販売価格] 45,980円 (税別)
■K&F Concept KF-CYM2
「KF-CYM2」は、ヤシカ・コンタックスマウントレンズをライカMマウントのカメラボディに装着するための、マウント変換アダプター。旧型「KF-CYM」の改良型で、「TECHART LM-EA7」に装着が可能。
[対応レンズマウント] ヤシカ・コンタックス [対応カメラマウント] ライカM [希望小売価格] 4,000円 (税別) [LM-EA7とのセット販売価格] 45,980円 (税別)
■K&F Concept KF-SRM2
「KF-SRM2」は、ミノルタMD・MC│SRマウントレンズをライカMマウントのカメラボディに装着するための、マウント変換アダプター。旧型「KF-SRM」の改良型で、「TECHART LM-EA7」に装着が可能。
[対応レンズマウント] ミノルタMD・MC│SR [対応カメラマウント] ライカM [希望小売価格] 4,000円 (税別) [LM-EA7とのセット販売価格] 45,980円 (税別)
■K&F Concept KF-EFM2
「KF-EFM2」は、キヤノンEFマウントレンズをライカMマウントのカメラボディに装着するための、マウント変換アダプター。旧型「KF-EFM」の改良型で、 「TECHART LM-EA7」に装着が可能。
[対応レンズマウント] キヤノンEF [対応カメラマウント] ライカM [希望小売価格] 4,000円 (税別) [LM-EA7とのセット販売価格] 45,980円 (税別)
■K&F Concept KF-PKM2
「KF-PKM2」は、ペンタックスKマウントレンズをライカMマウントのカメラボディに装着するための、マウント変換アダプター。ただし、ペンタックスDAシリーズ (絞りリングのないレンズ) には使用することができない。旧型「KF-PKM」の改良型で、「TECHART LM-EA7」に装着が可能。
[対応レンズマウント] ペンタックスK [対応カメラマウント] ライカM [希望小売価格] 4,000円 (税別) [LM-EA7とのセット販売価格] 45,980円 (税別)
〈文〉柴田 誠