写真家の大村祐里子さんによる撮影ガイドブック『フィルムカメラ・スタートブック』が発売された。
再びフィルムカメラ熱が高まっている。カメラが中古で安く手に入り、ひと味違う写真が撮れることで、デジタルネイティブ世代に人気らしい。本書はそんなフィルムビギナーに向けた機材選び、撮り方を指南する。「オリンパス XA」「キヤノン オートボーイ AF35M」といった入門機から、憧れの「ローライフレックス 2.8F」などを選び、操作法と色調がステキな作例を紹介している。ちょっと中古カメラ店を覗きたくなる。
大村祐里子『フィルムカメラ・スタートブック』
A4判変型・144ページ
本体 2,000円(税別)
2020年3月6日発売
玄光社
〈文〉市井康延