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ステイホームでバーチャル宇宙の旅へ! 宇宙から撮影した地球の360°動画が癒やされる

リコーは、宇宙船外で撮影された360°静止画・動画の第4弾をリコーが運営するWEBサイト「THETA LAB」で2020年4月15日に公開した。撮影された全天球静止画・動画は、JAXA (宇宙航空研究開発機構) が運営する「JAXAデジタルアーカイブス (JDA)」でも公開されている。

RICOH THETA×JAXA

 

第4弾で公開された映像は、ISS (国際宇宙ステーション) が地球を15周回する間の昼間のみに撮影した画像をタイムラプス動画に編集したもの。「THETA LAB」に掲載されている映像では、WEBブラウザ上から360°の全方位を自由な視点で見ることができ、VRゴーグルなどを利用することで、臨場感あふれる全天球イメージで宇宙空間を疑似体験することができる。

公開された映像は、「RICOH THETA」をベースにJAXAとリコーで共同開発した小型全天球カメラで撮影されたもの。宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機によってISSの実験棟「きぼう」に送り届けられ、船外実験プラットフォームで360°の静止画・動画の撮影をしているものの一つ。

RICOH THETA×JAXA
▲撮影に使われているカメラ (2019年8月に開催された発表会より)

 

第1弾 (2019年10月17日公開) 、第2弾 (2019年11月27日公開) 、第3弾 (2020年3月2日公開) の映像に続く第4弾では、新たにタイムラプス動画1本が追加されている。自宅で過ごすことの多いこの時期に見る美しい地球の映像は、心癒されるものがある。

■THETA LAB

https://www.thetalab.ricoh/article/2651/

 

 

〈文〉柴田 誠