Dクリエイトラボは、LED照明を備えた撮影ボックス「Photon Light Module System (フォトン ライトモジュールシステム)」のプロジェクトをクラウドファンディングサイト Makuake (マクアケ) で実施している。
プロジェクトの終了は2020年7月17日。All in型のため、目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日までに支払いを完了した時点で購入が成立する。現時点ですでに840万円以上の支援を集めている。支援額は1モジュールセットが23,700円から、スタンダードセットが64,750円からで、予定配送時期はいずれも2020年9月末までとなっている。
なお、Dクリエイトラボは「Photon Light Module System」を開発するPhotonLMS社の輸入代理店として、日本国内の販売およびサポートを行う。
■ライトブロックで構成されたモジュール
「Photon Light Module System」は、3枚の独立したモジュールで構成されている。650×550×230mm、重さ約5kg (電源付き) の各モジュールは、10×10cmのライトブロック25個で構成されており、任意のライトブロックを発光させることができるようになっている。
各ブロックには36個のLEDライトが装備されているため、3モジュール合計で2700個のLEDライトを使い、充分な明るさで被写体を照らすことができる。発光位置を被写体に合わせて変えられるだけでなく、被写体の大きさや形に合わせて、モジュールの構成を拡張したり変形することができる。LEDの色温度は5000〜5200K、演色評価数を示すLED CRIは > 95%となっている。
■スマホアプリでコントロール
照明の調整は、スマートフォンやタブレット、パソコンを使って行う。各モジュールが独立したWi-Fiトランスミッター機能を備えており、スマートフォンアプリ「Photon LMS」で簡単に照明の制御をすることができるようになっている。
シンプルで使いやすく設計されているアプリは、撮りたいシーンを設定して、あとで使用できるように保存する照射シーン保存機能や10〜15の照射シーンが自動で撮影される自動モードを搭載。無料のプリセットをダウンロードして使用することもできる。
■米国で高評価を獲得
「Photon Light Module System」は、2018年8月にシステムを公表し、電子機器の業界向け見本市「CES 2019」(米・ラスベガス) でブースで賞を獲得。2020年2月には、米国のクラウドファンディングサイト INDIEGOGOで、96,384ドル (約1,050万円) の資金調達にも成功している。
Photon Light Module System セット内容
スタンダードセット
Photonライトモジュール ×3、背景 ×3 (白・黒・カラフル)、電源コード、固定金具 (モジュール用)、マニュアル、ソフトウェア
1モジュールセット
Photonライトモジュール ×1、電源コード、固定金具 (モジュール用)、マニュアル、ソフトウェア
支援額 (税込)
- 1モジュールセット超早割 25,350円 (限定30セット)
- 1モジュールセット早割 27,000円 (限定50セット)
- 1モジュールセット 28,650円
- スタンダードセット早割 73,750円 (限定50セット)
- スタンダードセット 78,250円
- スタンダードセット2個 152,880円
- スタンダードセット3個 215,830円
〈文〉柴田 誠