浅井貞彦さんの写真集『60年代 街角で見たクルマたち アメリカ車編』が発売された。
半世紀以上にわたってクルマを撮影し続けてきた浅井貞彦さん。1953年に戦後初の国産カラーリバーサルフィルム「さくら天然色フィルム」で撮影した貴重な作品も残している。
この写真集『60年代 街角で見たクルマたち アメリカ車編』は2014年に刊行された同書の新装版で、1960年代に日本の街角を走っていたアメリカ車をテーマに、キャデラック・エルドラドをはじめとした写真を約400点収録。メーカー別に車両の詳細な解説を加え、撮影時のエピソードも紹介している。終戦直後の子どもたちが夢中になったクルマを、街並みとともに生き生きと捉えた1冊。
浅井貞彦写真集『60年代 街角で見たクルマたち アメリカ車編』
B5判・176ページ
本体 2,800円(税別)
2020年5月26日発売
三樹書房
〈文〉鬼沢幸江