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ゆきぽよとぺこぱが撮影対決! スマホで花火をキレイに撮るためのAdobeアプリ活用法とは?

アドビは、「アドビで“花火の思い出”をたのしく残そう」をテーマにしたイベント「#あどびはなび」を2020年8月6日に東京・八芳園で開催。その様子がWEB会議ツールZOOMでライブ配信された。

#あどびはなび

「#あどびはなび」は、スマートフォンで撮影したおもちゃ花火 (家庭用花火) の写真を、スマートフォン用画像編集アプリの「Adobe Lightroom」や「Adobe Photoshop Camera」を使って、より印象的に仕上げる様子を紹介するもので、ゲストに花火マニアの安斎幸裕さん、タレントのゆきぽよさん、お笑い芸人のぺこぱが出演して行われた。

 

■「Adobe Lightroom」で花火写真を印象的に仕上げる

会場では、安斎さんによる花火の解説の後、ゆきぽよさんとぺこぱの3人が、実際におもちゃ花火をスマホで撮影。

#あどびはなび

 

その際、「Adobe Lightroom」でISO感度を上げて、シャッター速度を調整するといった撮影テクニックがレクチャーされると、3人はその違いにビックリ。レクチャーしてくれたのは、アドビのマーケティング本部マーケティングマネージャー・田中玲子さんだ。

#あどびはなび
花火のように明暗差の大きい被写体は、プロフェッショナルモードでISO感度とシャッタースピードを設定する。ISO感度はあとで補正することを考慮して仕上がりイメージより少し低めに、花火の場合は火花を止めて撮るためにシャッタースピードを1/400程度に設定して、画面を見ながら調整するのがおすすめとのこと。

 

#あどびはなび
普段からAdobeのアプリを愛用しているものの、設定は意識していなかったというゆきぽよさん。「これなら本格的なカメラがなくても撮れますね」

 

さらに田中さんは、撮影した写真を「Adobe Lightroom」を使って編集する方法も紹介。露光量を調整して画面全体を明るくし、ハイライト、シャドウを個別に調整してメリハリをつけ、自然な彩度で色をはっきりさせる。こんなベーシックな操作だけで、印象的な花火写真が完成する。

#あどびはなび
「ライト」タブから露光量を上げて全体を明るくしたあと、ハイライトを下げて花火のディテールを、シャドウを上げて背景のディテールをはっきりさせる。さらに「カラー」タブの自然な彩度で彩度を上げて、よりインパクトのある写真に仕上げる。

 

#あどびはなび
ゆきぽよさんとぺこぱが、田中さんのアドバイスを受けながら加工した写真がこちら。

 

ちなみに「Adobe Lightroom」を使ったフォト加工対決では、ゆきぽよさんがぺこぱに勝利し、賞品としてバケツいっぱいのおもちゃ花火を受け取っていた。

#あどびはなび

 

■「Adobe Photoshop Camera」で夜空に花火を打ち上げる

続いて「Adobe Photoshop Camera」の機能解説も行われた。AIの 「Adobe Sensei (センセイ)」が被写体認識をする「Adobe Photoshop Camera」では、シチュエーションを瞬時に認識して自動で画像を補正し、きれいな写真にしてくれる。また、オリジナリティあふれるレンズと多彩なエフェクトが搭載されており、エフェクト効果を加えてインスタ映えのする写真に仕上げることができる。

#あどびはなび

 

「#あどびはなび」では、東京タワーの写真に花火の効果を加える手順を紹介。打ち上げられる花火の位置や大きさが変えられるほか、花火の明かりを映して東京タワーが明るくなるように設定されているといったことも解説された。

#あどびはなび
ゆきぽよさんとぺこぱも体験!

 

#あどびはなび
Adobeのアプリを初めて使ったというぺこぱの2人。「使いやすいし覚えやすかった」とシュウペイさん。松陰寺さんは「これ無料なんですか? すごい!」と、無料アプリだということにびっくり。

 

今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、夏の風物詩である花火大会が全国的に中止となっている。「Adobe Lightroom」で、おもちゃ花火の写真を加工したり、「Adobe Photoshop Camera」で夜空に花火を打ち上げたりして楽しむのはどうだろう。アドビでは、「Adobe Photoshop Camera」で加工した花火写真を募集するフォトコンテスト「あどびはなびフォトチャレンジ」も実施している。

 

 

 

〈文〉柴田 誠