ニュース

究極の廃墟を写真とエピソードで巡る『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』

写真集『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』が、日経ナショナル ジオグラフィック社より発売された。『絶対に住めない 世界のゴーストタウン』『絶対に出る 世界の幽霊屋敷』に続く、廃墟シリーズ第3弾。

 

世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路

 

栄光と凋落が織りなす究極の美ともいえる世界各地の荘厳な建築遺構。本書は、それらを巡る物語を美しい写真と簡潔な文章で綴った写真集だ。

地域別に、南北アメリカ大陸とカリブ海沿岸、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、アフリカと中東、アジア太平洋地域の五章から成り、「元イラク共和国の大統領サダム・フセインの家」「ウクライナピドヒルツィ宮殿」「ハイチ ポルトープランス大統領宮殿」など、長い時を経て朽ち果てていった豪邸や宮殿の廃墟136か所を紹介。日本にある大型リゾートホテルの珍しい廃墟のほか、旧共産圏のベールに包まれて知られることの少なかった東ヨーロッパ各地に残る宮殿廃墟も見どころの一つとなっている。

巻末には、本書に登場する全廃墟の位置を記した「世界宮殿廃墟マップ」も収録。

 

 

写真集『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』
マイケル・ケリガン 著、片山 美佳子 訳、ナショナル ジオグラフィック 編
228×174mm・232ページ
本体 2,000円(税別)
2020年8月24日発売
日経ナショナル ジオグラフィック社

 

 

〈文〉鬼沢幸江