サンワサプライは、ビデオカメラやデジカメをWEBカメラとして使うことのできるUSB-HDMIアダプター「USB-CVHDUVC1」を2020年10月6日に発売した。希望小売価格は24,000円 (税別)。USBケーブルとType-C変換アダプターが付属する。
「USB-CVHDUVC1」は、HDMIの出力映像をパソコンに取り込むことができるキャプチャーアダプター。UVC (USB Video Class) に対応し、接続したHDMI出力機器をカメラデバイスとして認識する。デジタルカメラやビデオカメラを接続して、WEBカメラとして使用することができる。また、ゲーム機を接続すれば、ゲームのプレイ映像の取り込みが可能だ。
接続はカメラやビデオ機器をパソコンとケーブル接続するだけとなっており、WindowsとmacOSの両方に対応する。
SkypeやZOOM、Microsoft Teamsなどでデジタルカメラやビデオカメラを使うことで、一般的なWEBカメラやパソコン内蔵のカメラよりも高精細な映像が得られる。また、拡大・縮小・角度調節などの操作もしやすく、質の高いWEB会議を実現する。
なお、HDMIスルー出力機能 (HDMI端子から撮影画像を出力できる機能) に対応していないカメラは使用できない。また、機種によっては画面表示を非表示にできない場合がある。HDMIケーブルは付属していないので、別途用意する必要がある。
USB-CVHDUVC1 主な仕様
インターフェース USB仕様Ver.3.2 Gen1準拠 (USB3.1 Gen1/3.0)
コネクタ ビデオ入力 HDMI端子、パソコン接続端子 USB 3.2 Gen1 (USB 3.1/3.0) マイクロBコネクタ
エンコード方式 ソフトウェアエンコード
対応ビデオフォーマット YUY2、MJPEG
最大入力解像度 3840×2160 (30p)
最大出力解像度 1920×1080 (60p / 50p / 30p / 25p)
対応オーディオフォーマット PCM
電源 USBバスパワー(DC5V)
サイズ W85×D37×H10mm (ケーブル長 約0.3m)
重量 約24g
付属品 USB A – USB 3.2 Gen1 (USB 3.1/3.0) マイクロBケーブル、USB A – USB Type-C変換アダプタ
〈文〉柴田 誠