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富士フイルム「X-T3」のAF性能が大幅アップ、「X-T4」と同等に

富士フイルムが、ミラーレスカメラ「X-T3」のファームウェアVer.4.00を2020年10月28日に公開した。AF性能の向上と各種機能の拡充などが盛り込まれている。

FUJIFILM X-T3

 

変更内容は以下のとおり。

FUJIFILM X-T3 ファームウェア Ver.4.00

1. オートフォーカス性能が「X-T4」同等に向上

  • AF処理シーケンスの最適化によりAF速度を向上。
  • 被写体の動きを予測するアルゴリズム改善により、AF合焦率を向上。
  • AFトラッキング性能が2倍に向上し (ファームウェアVer.3.30との比較)、フォーカスエリアポイント枠を狙いたい被写体に合わせて半押しすることで、高精度に被写体を追従。
  • アルゴリズムの刷新により、ライブビュー、連写時の顔検出/瞳AFの追従性が約2倍に向上 (ファームウェアVer.3.30との比較)。
  • −7EVの低輝度環境でも高速・高精度な位相差AFを実現 (「XF50mmF1.0 R WR」装着時)。
  • 任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能を新規に搭載。

2. 各種機能の拡充

  • 動画撮影時 (録画前のスタンバイ状態) にもシングルAFのエリアサイズを変更可能。
  • 「お気に入り」の設定方法を変更。カメラ内で付与したレーティング情報をサードパーティー製ソフトウェア上でも確認でき、お気に入りの写真をすぐに判別可能。
  • AEロック中にフォーカスレバーでフォーカスポイントの位置変更が可能。
  • フォーカス設定メニューで、「レリーズ優先/フォーカス優先」の「AF-Sモード時の優先」の初期設定 (撮影メニューをリセットした状態) がレリーズからフォーカスに変更。

3. その他軽微な不具合を修正。

 

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/firmware/cameras/x-t3/