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ニコンの一眼レフ「D850」「D5」「D500」がCFexpress Type Bに対応

ニコンが、一眼レフカメラ「D850」「D5」「D500」の最新ファームウェアを2020年12月3日に公開した。CFexpress Type Bカードへの対応などが盛り込まれている。

ニコン D850

 

変更内容は以下のとおり。

D850 ファームウェア C:Ver.1.20

  • CFexpress カード (Type B) に対応。
  • カスタムメニューのb6 [中央部重点測光範囲] の初期値をφ8mmからφ12mmに変更。
  • 非CPUレンズを装着し、[セットアップメニュー] の [レンズ情報手動設定] にて焦点距離と開放絞り値を登録して、[静止画撮影メニュー] の [サイレント撮影 (静止画Lv) ] にて [する (モード 2) ] を選択した場合、レンズの絞り環を開放絞り値に合わせても、レンズの種類によっては画像モニター上のF値表示および撮影した Exif情報のF値が正しく表示されない現象を修正。
  • 動画ライブビュー時に外部レコーダーへHDMI出力した際、カメラの画像モニターの音声レベルインジケーターと外部レコーダーの音声レベルインジケーターのRとLの表示が逆の動きとなる現象を修正。
  • サイレント撮影時、以下の条件をすべて満たす時に画面の一部が暗くなる場合がある現象を修正。
    • [静止画撮影メニュー] > [サイレント撮影 (静止画 Lv) ] > [する (モード 1) ]
    • レリーズモード : 低速連続撮影 (CL)
    • [カスタムメニュー] > d1 [低速連続撮影速度] > [2コマ/秒]
  • VRレンズ装着時に、以下の条件をすべて満たす時にカメラが作動しない現象を修正。
    • 静止画ライブビュー撮影
    • シャッタースピード : 1.3 秒以上
    • [静止画撮影メニュー] > [長秒時ノイズ低減] > [する]
    • [静止画撮影メニュー] > [HDR (ハイダイナミックレンジ) ] > [HDR モード] > [する (連続) ] もしくは [する (1回) ]
    • レンズの VR (手ブレ補正) スイッチ : ON

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/384.html

 

D5 ファームウェア C:Ver.1.40

  • CFexpress カード (Type B) に対応。
  • ワイヤレストランスミッター「WT-6」および「WT-5」を装着してネットワークに無線接続する場合に、接続する SSIDの周波数帯 (2.4GHz または 5GHz) が選択可能。また、接続ウィザード内にある接続する無線接続先の選択画面および接続完了後の [ネットワーク] 画面にて、SSIDの周波数帯が確認できる。
  • 静止画ライブビューで撮影するときに、以下の条件をすべて満たす場合に正常にレリーズができずエラーが発生する現象を修正。
    • Eタイプレンズと「SB-5000」などのスピードライトを装着した場合。
    • FP発光でシャッタースピードを1/500秒以上の高速になるように設定した場合。
    • レリーズモードを [1コマ撮影] に設定、またはself_time (セルフタイマー撮影) でc3 [セルフタイマー] の撮影コマ数を1コマに設定した場合。

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/370.html

 

D500 ファームウェア C:Ver.1.30

  • CFexpress カード (Type B) に対応。
  • フラッシュ撮影時、[カスタムメニュー] > e3 [フラッシュ使用時の露出補正] で、[全体を補正] と [背景のみ補正] のどちらに設定しても [全体を補正] と同じ撮影結果になる現象を修正。

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/383.html