赤城耕一さんの書籍『フィルムカメラ放蕩記』が発売された。
フィルムカメラの名機50台に関するウンチクを語りつつ、その文章の先には写真とは何かという大きなテーマが常に置かれている。『アサヒカメラ』に掲載された約20年の連載から選んだ40編に、赤城さんによる特別なカメラ10選、カメラと写真についてのエッセイを書き下ろした。実際の使用感を縦軸に、技術史や写真史、開発の舞台裏など横軸が縦横無尽に広がる。
赤城耕一『フィルムカメラ放蕩記』
四六判・293ページ
本体 2,700円(税別)
2020年10月30日発売
ホビージャパン
〈文〉市井康延