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1万5千円で超広角撮影が楽しめる魚眼レンズ「7artisans 7.5mm F2.8 II」

イングレート・ジャパンは、七工匠の超広角魚眼レンズ「7artisans 7.5mm F2.8 II」の取り扱いを開始。公式ショッピングサイトとAmazonで発売した。対応マウントはニコンZマウント、ソニーEマウント、富士フイルムXマウント、マイクロフォーサーズマウントの4種類となっている。画角はAPS-Cフォーマットで、フルサイズには対応していない。直販価格はいずれも15,000円 (税込)。

七工匠 7artisans 7.5mm F2.8 II

■画角190°のフィッシュアイレンズ

「7artisans 7.5mm F2.8 II」は、APS-Cフォーマットのミラーレスカメラ用に設計された超広角魚眼レンズ。画角が従来モデルの180°から190°に拡大。重量は300gから265gに軽量化した。190°の画角を実現したフィッシュアイ設計により、独特の視覚効果を生み出すことができ、都市夜景をはじめ、VRパノラマや水中撮影などに適したレンズとなっている。

七工匠 7artisans 7.5mm F2.8 II
ニコンZマウントの装着例

■光学性能

新素材のHOYAガラスを使用した9群11枚構成となっており、2枚のED特殊低分散レンズを加え、色収差を良好に補正する。画面周辺での色にじみが抑制され、さまざまな照明条件下でのコントラストと演色性も向上した。最小絞りはF16、絞り羽根は7枚を採用する。

■高級感のある外観

レンズ重量は、金属ボディを採用しながら265gの軽量化を実現する。アルマイト処理を施したマウント部は、耐腐食性を高め、耐摩耗性が向上。さらに電気メッキによるタングステン系の落ち着いた鋼鉄色を施したことで、高級感のある仕上がりとなっている。

七工匠 7artisans 7.5mm F2.8 II
従来モデルとの比較

<作例>

七工匠 7artisans 7.5mm F2.8 II

七工匠 7artisans 7.5mm F2.8 II 主な仕様

マウント ニコンZ、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
対応撮像画面サイズ APS-Cフォーマット
開放絞り F2.8
最小絞り F16
レンズ構成 9群11枚
絞り羽根 7枚
最短撮影距離 約0.15m
サイズ φ62.5×50.6mm (マウント部を除く)
質量 約265g

 

 

〈文〉柴田 誠