キヤノンが、ミラーレスカメラ「EOS R5」のファームウェアVer.1.3.1を2021年4月14日に公開した。機能向上と不具合改善が盛り込まれている。
変更内容は以下のとおり。
EOS R5 ファームウエア Version 1.3.1
- [Canon Log設定] に [Canon Log 3] を追加。メニューの撮影タブの [Canon Log設定] で [Canon Log] [Canon Log 3] が選択できる。
- より低ビットレートの撮影ができるように、動画記録サイズに [RAW (軽量)]、8K / 4Kに [IPB (軽量)] を追加。RAW+MP4設定時も選択できる。
- フルHDの動画記録サイズに119.9fps / 100.0fpsのハイフレームレートを追加。
- メニューのAFタブに [電子式フルタイムMF] を追加。対応レンズ装着時において、ワンショットAF / サーボAFの両方で、常に手動ピント調整ができるようになる。
- 静止画モードにおいて、メニューの撮影タブの [撮影情報表示設定 : モニター情報表示カスタマイズ] に [6 : モニターオフ] を追加。撮影時にカメラのモニターを常時オフにすることができる。
- FTP転送中、カメラのモニターに転送時間 (予測値) が表示される。
- FTP転送時に、転送に失敗したプロテクト画像、未転送のプロテクト画像を選択して、一括転送できる。
- メニューの機能設定タブに [カメラ設定をカードに保存・読込] を追加。カメラに設定されている内容をカードに保存したり、保存したファイルを読み込んで保存したときの状態にすることができる。
- 一部のCFexpressカード使用時に、まれにカメラが正常に動作しなくなる現象を修正。
- 静止画撮影のドライブモードを「高速連続撮影」にして連写すると、まれにカメラが正常に動作しなくなる現象を修正。
- USB給電を長時間継続した場合、特定の条件で給電が停止する現象を修正。
- ファームウエアVersion 1.2.1において、一部の設定画面が正しく表示されない現象を修正。
- Canon Log 3で撮影する際、ビューアシストを [入] に設定すると、ファインダーおよびモニターの映像が明るく表示されてしまう現象を修正。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eosr5-firm.html