ハービー・山口さんのフォトエッセイ『良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば』が発売された。
良い写真とは何か。どうしたら撮れるのか。プロであっても常にその問いは頭から離れないとハービー・山口さんは語る。本書はハービーさんが日々の中で思い浮かべた108の言葉を集めた。20代半ばに撮った自らの写真に選ぶべきものがないのは、何も感じないまま惰性で撮っていたからだと振り返る。
文章の合間には61点の写真が添えられ、巻末には自作の解説も掲載されている。2017年に出版された同名本の復刊版。
ハービー・山口『良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば』
四六判・196ページ
1,760円円(税込)
2021年6月2日発売
トゥーヴァージンズ
〈文〉市井康延