コンパクトサイズで持ち歩きにも便利なハンディ図鑑『野鳥手帳「あの鳥なに?」がわかります!』が発売中だ。
日本で見られる242種の野鳥を、イラストと写真を使って紹介する本書。
似ている野鳥を見わけるための特徴はイラストで、実際の見え方や生息環境は写真でチェックすることができる。イラストと写真、両方の良い面を取り入れた、初心者にも使いやすく内容も良くわかる野鳥図鑑だ。
多くの図鑑を執筆し、初心者向けの観察会や講演会の講師をつとめる野鳥写真家・叶内拓哉が、これまでの経験を生かし、初心者が疑問に思う、また興味を示す鳥の行動や習性、似ている鳥との区別点をていねいに解説。
「どこに行けば鳥が見られるのかがわからない」「どこを探せば良いのかわからない」という人のために、鳥が見つかるポイントを、市街地、農耕地、水辺、野山といった環境ごとに、イラストを使ってわかりやすく紹介している。
鳥の季節ごとの行動パターンや、その時期におすすめの観察場所を、1か月ごとに提案。野鳥カレンダーを参考にバードウォッチングに出かければ、初めての人でも楽しくバードウォッチャーの世界に入ることができるだろう。
35本のコラムでは、水浴びや羽づくろいなど、鳥たちの興味深い行動や習性を中心に、フンや足跡、古巣、美しい羽根などのフィールドサインまで、広く深く、鳥にまつわる話題を取り上げている。
叶内拓哉(かのうち・たくや)/文と写真 プロフィール
1946年、東京都生まれ。子どものころから動植物に興味をもつ。主な著書・共著書に『鳥景色』(講談社)、『鳥に会う旅』(世界文化社)、『りんご 津軽リンゴ園の1年間』(福音館書店)、『ポケット図鑑 日本の鳥300』『フィールド図鑑 日本の野鳥』(文—総合出版)など多数。
水谷高英(みずたに・たかひで)/イラスト プロフィール
1951年、岐阜県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。著書に『野鳥フィールドスケッチ』(文一総合出版)、共著書に『フィールド図鑑 日本の野鳥』(文一総合出版)、『小学館の図鑑NEO 鳥』(小学館)など。『みる野鳥記』(あすなろ書房)で第40回産経児童出版文化賞を受賞。
製品概要
野鳥手帳 「この鳥なに?」がわかります!
1,540円(税込)
四六変形判(縦187mm × 横115mm)
208ページ 並製
文一総合出版