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昭和40年代のレンズをオマージュしたニコンFマウントの広角レンズ「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SL IIS」

コシナは、一眼レフカメラに対応するフォクトレンダーの広角レンズ「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SL IIS」を2021年10月に発売する。ニコンFマウントのAi-Sニッコールレンズに対応し、カラーはシルバーリムとブラックリムの2色。希望小売価格はいずれも71,500円 (税込)。

<2021.10.11> 発売日が2021年10月20日に決定。

 

COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SL IIS
左がシルバーリム、右がブラックリム

■フォクトレンダー SL IIsシリーズ

フォクトレンダー SL IIsシリーズは、フルサイズをカバーする余裕のイメージサークルを持ち、単焦点ならではの高画質と自らの手でピントを操作する楽しさが味わえる一眼レフカメラ用のマニュアルフォーカスレンズ。カメラを持つことが憧れであった時代をオマージュした外装デザインを採用し、金属部材を採用した鏡筒とスムーズな操作感のピントリングを備えている。

「COLOR-SKOPAR (カラースコパー) 28mm F2.8 Aspherical SL IIS」は、「NOKTON (ノクトン) 58mm F1.4 SL IIs」「ULTRON (ウルトロン) 40mm F2 Aspherical SL IIs」に続くSL IIsシリーズ3本目のレンズとして設計された広角レンズで、フォーカシングユニットを一新した。

■光学性能

レンズ構成は、2016年2月に生産を終了した「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SL II N」の構成を受け継ぎ、両面非球面レンズ1枚を含む6群7枚構成を採用する。繰り出し量の長いヘリコイドリングを搭載し、最短撮影距離0.15mを実現した。絞り羽根枚は9枚、フィルター径はφ52mmだ。

■昭和40年代のレンズをオマージュしたデザイン

フォーカスリングと絞りリングは総金属製で、大きく削り込まれた指がかりと、精密な切削加工が施されたローレットパターンが特徴のデザインを採用する。古き良き時代を想起させる外観は、マニュアル操作感を向上させる機能性も兼ね備えたものだ。

フィルターを装着するリムのカラーが先白 (さきじろ) の愛称で親しまれているシルバーリム、先黒 (さきぐろ) と呼ばれるブラックリムの2色をラインナップする。昭和40年代 (1965〜1974年) の一眼レフ用交換レンズへのオマージュとなっており、カメラボディとの組み合わせも楽しむことができる。CPU内蔵ニコンAi-S互換で、Aiカプラーも搭載している。

アクセサリー

別売のフード「LH-28 IIS」も2021年10月発売予定。希望小売価格は5,000円 (税別)。

LH-28 IIS

Voigtlander COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SL IIS 主な仕様

カラー シルバーリム、ブラックリム
マウント ニコンF (Ai-S / CPU内蔵)
焦点距離 28mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 6群7枚
画角 74.8°
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.15m
最大撮影倍率 1:2.3
フィルター径 φ52mm
最大径×全長 φ66.3×32.8mm
質量 205g