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野鳥との出会いを美しい写真とエピソードで綴った『クマさんの野鳥日誌』

熊谷勝さんがフォトエッセイ『クマさんの野鳥日誌』を上梓した。

熊谷 勝『クマさんの野鳥日誌』

■内容をチラ見せ

 

熊谷さんが北国の自然と野鳥に憧れ、移住したのは1980年。多くの野鳥との出会いから、44種の鳥たちとのエピソードを写真とともに綴った。

アオバトを追って森から海辺へと移動した熊谷さんは、標的を発見すると同時に、彼らを狙うハヤブサを見つける。ほかの鳥に卵を孵化させるカッコウは、狙った巣の主を何日も観察し続けるそうだ。そんな彼らの生き様を愛情深く見つめる。

 

熊谷 勝『クマさんの野鳥日誌』

210×148mm・128ページ
1,980円(税込)
2021年9月28日発売
青菁社

 

熊谷 勝 (Masaru Kumagai)
1957年、岩手県一関市生まれ。1976年、陸上自衛隊に入隊、仙台駐屯地写真班に配属。1980年に除隊後、北海道室蘭市に移住。以後、野鳥の写真を本格的に撮影し発表している。

 

〈文〉市井康延