ソニーは、ミラーレスカメラ「α7C」「α6600」など一部のデジタルイメージング製品の受注を一時停止した。
2021年9月に発売された「VLOGCAM ZV-E10」も12月3日からすでに注文の受付が停止されており、ソニーストアをはじめ、量販店などでも製品が入荷しない状態が続いている。
■半導体不足などの影響で部品調達に遅れ
世界的な半導体不足などの影響から、部品調達に遅れが生じていることによるもので、ソニーマーケティングでは、対象製品の注文受付再開に関しては部品供給の状況を見ながら検討するとしている。また、「α7 II」シリーズ、「α6100」シリーズについては、今後の部品供給の見通しが立たないため、2021年12月23日をもって生産完了となった。
半導体不足や部品調達の遅れは、ソニーに限った問題ではない。代替部品への変更やサプライチェーンの見直しなど、各社が対応を進めているが、自社だけでは解決できないことも多く、状況は厳しいようだ。コロナ禍の収束とともに、一刻も早い受注再開に期待したい。
■注文受付停止
α7Cシリーズ、α6600シリーズ、VLOGCAM ZV-E10シリーズ■生産完了
α7 IIシリーズ、α6100シリーズ※2021年12月23日時点