光陽オリエントジャパンは、静物写真やポートレート撮影の黒背景布として使用できる植毛布「特級無反射植毛布 太黒門 (たいこくもん)」を発売した。光陽オリエントジャパン公式サイトでの販売価格は、A4サイズが1,320円 (税込)、900mm幅からのm (メートル) 単位切り売りが6,600円 (税込) からで、いずれも別途送料が必要。Amazonでも販売される。
世界一黒い水性塗料「黒色無双」に続く無反射の黒色素材製品として、「世界一黒い布」というテーマで開発されたのが、この「特級無反射植毛布 太黒門」。光学性能に基づいて選定されたパイル、特殊染料、織り規格の組み合わせにより、理想の立体構造を実現した。
これにより垂直に入射した光を内部で減衰させることができ、可視光域で99.9%の光吸収率を誇る。黒背景素材として使用した場合、光量が強い条件でも背景布は黒いまま写り、背景が存在しないかのような不思議な視角効果が得られる。
「太黒門」は植毛布としての柔軟性や耐接触性を持つため、しなやかで扱いやすいのも特徴。基布に樹脂によるバックコーティングを施すことで、パイルの脱落を防いでいる。有効幅900mmのロール形状での販売も可能で、さまざまな使い方ができる。